女神小说

日文676

女神小说 2023-08-08 21:39 出处:网络 作者:女王小说编辑:@女神小说
No 「つかまえたぁ?」 动く事も忘れリナを见ていた僕はそのまま抱き着かれてしまう。
No
「つかまえたぁ?」
动く事も忘れリナを见ていた僕はそのまま抱き着かれてしまう。
「おにーさんリナを捕まえてケーサツに连れてくんでしょ~?ふふ、おにーさんの方が先に捕まっちゃったねぇ?」
微笑みながら体を更に密着させてくる。二人の体に押し溃され彼女の胸が绮丽な形を歪ませる。
「こ、こら!离れろ!」
「おにーさんの方が力强いんだから振りほどいたらいいんじゃないかなぁ?」
そう言いながら体を密着させたまま擦り付けてくる。
「男の人はみ~んなおっきいおっぱい押し付けられるの好きなんだよねぇ?だから头では分かってても离れられなくなっちゃうんだよね~?」
「ち、ちが…」
「违わないよねぇ?そのままリナのおっぱいでおにーさんの硬くなったチンポむぎゅ~って挟まれたいんだよねぇ?」
「あ…はぁ……」
股间を抚でられ思わず声が出てしまう。
「そう言えばなんでリナがケーサツの目の前ででエンコーやれてるかおにーさん分かるかなぁ?」
「な、なんで……」
「たまにいるんだよね~?おにーさんみたいにリナに説教しようって正义感に溢れたおまわりさんが?そういうおまわりさん达がどうなったか教えて欲しい?」
僕の耳元に息がかかるくら近づく。
「み~んなリナにお金払ってザーメン出すだけのお客さんになっちゃったの?」
「な…!?」
「そうなったらリナがケーサツに连れて行かれて喋っちゃったら困るから手を出せないってワケ?」
そうだったのか。何故あんな目立つ所にいたのかと思っていたが见かねて声をかけた警官を诱い込み笼络して手懐けていたとは。彼女からすれば所诠警官も「その内确実に声をかけてくる客」くらいの感覚でしかないのか。
「お、お前警察を何だと思って…!」
面倒そうな顔をして言叶を遮りリナが话しだす。
「もーそういうお説教するような悪いおにーさんは…?」
カチャ
「逮捕しちゃう?」
「……!?」
僕がリナに気を取られている间に腰に下げていた手锭を外されその手锭で后ろ手に拘束されてしまっていた。
「おにーさん駄目だよ~?手锭なんて持ってきてちゃ?あっ、もしかしてこれでリナを动けなくしてレイプしようとしてたの!?や~ん鬼畜~?」
「ふ、ふざけるな!」
「は~い!女子高生に抱き着かれて鼻の下伸ばして自分の手锭取られたのにも気づかないおまわりさんの方がふざけてると思いま~す?」
「ぐ……!」
生徒の如く手を挙げてこちらをからかってくる彼女に何も言い返せない。
「じゃあそろそろ本番いっちゃおっか?」
そう言うと彼女はいきなり僕の足を払う。
「!?」
普段ならそれくらいの攻撃大したことはないが手が使えずバランスが取れないせいで仰向けに倒れてしまう。
「いってぇ…何のつもりだ!?」
「だから言ったじゃ~ん?ここからが本番?おにーさんも他のおまわりさんみたいにリナのお财布になってもらうの?」
「谁がお前に…!」
「あ~もーうるさいなー…そうだ?」
何やらよくない事を闪いたらしく履いていたニーソックスの片方を脱ぐ。そしてそれを僕の顔に近づけると
「んむうううう!?」
ソックスで僕の口に猿辔をする。喋る言叶はソックスの厚い布に阻まれて声にならない。
「んーーーー!んんんーーー!」
「え~?何言ってんのか全然わかんな~い?」
「んんんーーーーー!」
「なになに~?あ、分かった~?『リナちゃんのニーソ脱いだ素脚で僕の勃起チンポシコシコして欲しいでちゅ~?』だよね?」
「!?」
首を振って否定するも全く闻いていない。
「そっかそっか~?そんなにおにーさんが言うなら仕方ないな~?」
そう言って僕の下半身を裸にし
「ほ~ら?おにーさんザーメン出しちゃっていいんだよ~?」
僕のペニスを脚裏で抚でる。见惚れてしまいそうなすらりと长く伸びた白い脚、そしてその先の短いスカートの中にはこうして下に敷かれている自分からははっきりと见える黒いショーツがコントラストを成して诱っている。
「…ん……!ん……!」
「何我慢してるのかな~?もっといい声でおねだりしてよ~?」
「さ~て?じゃあそろそろ出しちゃおっか?」
「!?んんんんんーーーーーーーー!?んんーーーー!」
全く加减せず一気に扱かれ続け
どぷっ…?どぷっ……?
リナの脚に白い精液が挂かる。
「いっちょ上がり~?」
嬉しそうに言うと僕の口からソックスを外す。
「はぁ……はぁ………」
「おにーさん降参かな~?」
「ぐ……!调子に乗るなよ……!」
リナを睨みつけるが手锭を挂けられて射精させられた直后の僕の视线など意にも介さない。
「きゃ~こわ~い?」
舐めた口调で言う。

そして
「おにーさんもっと素直にならなきゃ駄目だよぉ?」
そう言うと僕の腕を掴むとずるずると引きずっていく。そしてそこにあった柱まで持って行くと
カチャ…
「!?」
片方の手锭が外される。ここですかさず抵抗すれば良かったのだが半ば头が惚けたようになってしまっている僕には不可能な话だった。
カチャ!
即座に両腕を柱の后ろに回され再び手锭を挂けられる。要は柱に缚り付けられてしまったような形だ。
「さ~て?これからどうして欲しい?」
「…早く离せ」
「もー?そんな怒っちゃだーめ?ん~どうしよっかな~?」
何も考えずに僕をこの柱に拘束したらしい。しばらく考えて脚元を见る。片足は素脚でもう片方はニーソックスを履いたままだ。
「そうだ?これだとバランス悪いから~?」
ソックスを脱いで手に持つ。そしてまた猿辔をされてはたまらないと口を固く塞いでいる僕に近づき
「ざんね~ん?今度はこっち?」
猿辔を少し上にずらした形、つまり僕の鼻を完全に塞ぐようにソックスで僕の顔を拘束する。
「あ、あああ………」
彼女がつけている香水とは全く违う强い臭いが脳を贯く。更にそのソックスを擦り付けられ腰が砕けそうになる。そしてリナは僕の下半身に目をやると
「あれぇ?おかしいな~?なんでおにーさんチンポおっきくなってるのぉ?」
ニヤニヤと笑いながらこちらを见てくる。
「ち、违う…!これは……!」
「だってさっきザーメン出してからリナ全然おにーさんのチンポ触ってないよぉ?ただこうやって靴下の臭い嗅がせてあげただけ?それで勃起しちゃうなんておにーさんキモ~い?」
「う……く……!」
何も言い返せない。物理的に脚で踏みにじられて勃起してしまったならまだしもソックスの臭いを嗅がされて兴奋してしまうのは彼女にこちらを嘲笑ういい口実を与えてしまうだけだ。しかし僕にそうした嗜好があった訳ではない。この一时间足らずでリナに既にそこまで手懐けられてしまっているという事実に焦りを隠せなかった。
「と、とにかく早く离せ!」
「だめ~?靴下で兴奋しちゃうような変态おにーさんなんて野放しにしたら日本中の女子高生がおにーさんに袭われちゃうも~ん?そんな悪いおにーさんはぁ?ここでお仕置きしてあ?げ?る?」
そう言うとリナは后ろを向いてスカートを捲る。むっちりとした尻肉と黒いレースのショーツが露わになる。そしてショーツをずらしたかと思うと
「じゃあおにーさんの勃起チンポ食べちゃいま~す?」
むにぃ……?
ゆっくりと后ろに下がりながら柔らかな尻肉で僕のペニスを饮み込んでいく。
「は……あああ………」
何とか逃れようと体を动かせばリナの尻肉に擦れて益々兴奋させられてしまう。そうやって僕が为すがままになってしまっているのを见计らい
「あれ~?おにーさん抵抗出来なくなっちゃったぁ?」
更に柱に追い诘めてくる。そして柱に僕をぴったり密着させると
「は~い?もう逃げられませ~ん?」
とどめとばかりに尻を両手で挟み込む。吸い付くようなその尻肉の圧迫に理性も飞ばされそうだった。
そして
「じゃあここからは大サービス~?」
尻でペニスを完全に闭じ込めたまま体を上下に动かす。
「あ、ああああ…あああああ……!」
声が漏れると同时にソックスの臭いを思い切り吸い込んでしまう。头がクラクラするようになりまともな思考もおぼつかなくなる。
「ほらほらぁ?出しちゃえ出しちゃえ~?」
そのような状况で尻で擦られ続け耐えられるはずがなかった。
「あ、ああああああああ………!」
どくっ…どくっ……
尻肉の间に放たれた精液はそこから溢れリナの尻全体を白く汚していった。 本文来自

流石に二度も射精させられては立っていられない。柱に沿ってゆっくりと膝が折れその场に座り込む。ソックスの戒めから解放された僕の顔は憔悴仕切っていた。
「ふふ?おにーさん立てなくなっちゃったのかなぁ?じゃあリナも座ろーっと?」
そう言うとこちらに近づいてくる。
「!?…ま、待て!やめ…んむうううううう!?」
リナが僕の顔に尻を押し付ける。
「胜手にリナのお尻ザーメンで汚しちゃったんだからおにーさんには罚ゲームで~す?」
顔に尻を擦り付けられる。僕の精液とリナの汗、更にはリナの秘部から発せられる雌の匂いが入り混じり僕の脳を破壊していく。
「んん……!ん……!」
「靴下の臭いだけで勃起しちゃうおにーさんがこんあ事されたら头おかしくなっちゃうよねぇ?」
その言叶通り段々と思考が蕩けてくる。必死で吸わないようにとしていたはずがいつの间にか悦んで淫臭を吸い込み自らを破灭へと追い込んでいく。 copyright
「ほらおにーさん?リナのお尻舐めてもいいんだよぉ?」
暗示を挂けられたように顔を塞がれたままリナの尻を舐める。
「やん?もうそんなに必死で舐めて~?ちゃんとザーメンもお扫除するんだよ?」
言われた通りリナの尻に付着した精液を舐め取る。呼吸を制御され司会を夺われ半ば催眠に挂けられているようなものだった。
そしてしばらくして
「は~い?罚ゲームしゅ~りょ~?」
ようやく解放される。
「こんなだらしない顔になっちゃって~?罚ゲームなのに悦んじゃ駄目だよ~?」
「あ…あああ………」
すっかり呆けた僕の手锭を外し鞄から新しいソックスを取り出し履くと最后に一言かけて去って行った。
「おにーさん?じゃあまた后であおーね?」
后で…?

しばらく寒风に吹かれようやく意识がはっきりしてきた。それと共に强烈な屈辱感がこみ上げてくる。
「あいつ……!」
しかしここで悔やんでいても仕方がないと署に帰った。

仕事を终えて电车に乗る。なかなかの混み具合で座ることは出来ない。吊り革に捕まって立っていると后ろからふわりと香水の香りがした。反射的に鸟肌が立つ。振り返るとそこには
「やっほ~?」
「な、何でお前が…!?」
周囲の人に闻こえないように小声で话す。
「おにーさんと一绪に帰りたかったから…じゃ駄目?」
「ふざけんなよ…!お前何を企んでるんだ!?」
「ふふ…?おにーさんにもっとリナの事好きになってもらいたいだけだよ?」
そう言うと背后から僕の股间を握る。
「う!?く……!」
必死に声を绞る。
「よくできました~?こんな所で大きい声出しちゃったら大変な事になっちゃうよね?」
「は、离せ…!」
「だ~め?ちなみにちょっとでも抵抗したら大声出して痴汉で突き出しちゃうから?」
「な……!?」
「电车の中じゃ女の子の方が强いの?分かったら喘いで周りにバレないようにせいぜい顽张ってね?おにーさん?」
「あ…!ぐ……!」
そう言って股间を揉む。背后からぴったりと密着され为すがままにされてしまうというこの状况から抜け出すには电车というシチュエーションは最悪だった。
しかしただ揉まれているだけなら耐えられる、と思っていた僕の目の前に背后から黒い布が突き出される。先程までリナが履いていたショーツだった。
「じゃあ今度はぁ?この脱ぎたてパンツで搾っちゃうから?」
ベルトを外されパンツの中に手を突っ込まれる。周りから不自然に见えないように体を捩って必死に隠す。僕を笼络しようというこの小娘の作戦を遂行させるために自ら言いなりとはとんだお笑い草だ。
「…!う……ぐ…!」
脚や尻とは违いペニスに络み付くような指の感覚。电车の中という异常な状况が更に僕を昂ぶらせていた。
「ふふ~ん?やっぱり手コキが一番虐めやすいよねぇ?」
左手でペニスをゆっくりと扱きながら右手に持ったショーツを僕に见せつける。想像してはいけないと思いつつもこれがリナのあの柔らかい尻肉を包んでいたと头をよぎるだけでペニスが更に硬く勃起してしまう。
「もう二回もヌいてあげたのにまだザーメン出したいのぉ?変态おにーさん」
「ぐ……は、离れ……」
「あれ~?リナに命令するのぉ?」
「!?ち、违う!」
「ふふ?そうだよねぇ?おにーさんはリナのい?い?な?り?ちゃんと约束守れたからご褒美あげる?」
そう言うと左手をパンツから抜きショーツを持った右手を差し入れる。
「さ~て?おにーさん我慢出来るかな~?」
そしてショーツがペニスに巻かれた感触があったかと思うと
「ぐ!?………!」
一気に扱かれたまらず声が出る。自ら口を押さえてバレないようにするのが精一杯だ。
「パンツで扱かれるなんて変态おにーさんには最高だよねぇ?ほらほら?リナのお尻とマンコに擦れまくってたパンツがおにーさんのチンポ食べちゃってるよぉ?」
「……!ん……!」
まさに手も足も出ないと言ったところだろうか。声を出さないように手で口を覆うしかなく完全に无防备になったペニスはリナにいいように弄ばれる。レースの生地が擦れ手で扱かれる以上の快感を与えてくる。更に耳元では妄想を强引に膨らませられるような卑猥な言叶を嗫かれ続けあっという间に追い込まれてしまう。
声を杀す僕を嘲笑うかのようにショーツを竿から徐々に先端に移动させて刺激してくる。そして铃口にショーツを被せるようにしたかと思うと
「分かる~?おにーさんのチンポの先っぽが当たってるとこ?リナのマンコ?リナがオナニーしまくったマン汁が染み付いてるの?」
リナの言叶が僕の反抗心を溶かしきってしまった。そのままペニスの先をショーツで覆われ
「ほらほら?女子高生の黒パンツで扱かれて负けちゃえ?电车の中なのにザーメン出しちゃうマゾでド変态になっちゃえ~?」
「ん…………!!!!!んんーーーー………!!!!」
本日三度目の精液を放出しリナの両手とショーツを汚す。
「は~?楽しかった?じゃあこのパンツもあげるから今晩はオナニーしまくってね?その靴下も一绪に使って?」
先程リナが立ち去った后ポケットにしまったソックスの事は既に気づかれていたらしい。そのポケットに更に精液に涂れたショーツを押し込むと次の駅で降りていった。

翌日
再び彼女の元へ行くと今度はゆっくりとこちらを诱い込むように去っていく。追いかけて行くと裏手の芝生の上に腰を下ろしていた。
「どうしたのぉ?おにーさん」
「何って…お前を补导しに……」
そう言う僕を上目遣いに见つめると
「违うよねぇ?そんなのただのい?い?わ?け?ほらまだここは见せてあげてないよねぇ?」
そう言いながら上着を脱ぎブラジャーを外していく。再三僕の体に押し付けられた乳房がその重そうな姿を露わにする。
「おにーさんのほんとの気持ち当ててあげよっか?昨日脚で扱かれてお尻で挟まれてとどめに手コキまでされてぇ?后はリナちゃんのあのおっきいおっぱいで头の中までメロメロのドロドロにされてお金贡いでザーメン出すだけの玩具にされちゃいたいんだよねぇ?」
「あ、あああ…………」
头の中を见透かして诱惑され言叶にならない呻きが漏れる。
「ほら?おいでぇ?」
彼女に手招きされ僕は为す术もなく引き寄せられ膝の上に头を乗せる。僕の目の前はほぼリナの巨大な乳房で覆われていた。
「はい捕まえたぁ?じゃあおにーさん?リナのおっぱいで何したいのかなぁ?」
「お…おっぱいを……吸わせて……」
「も~?大人なのに女子高生のおっぱい吸わせて欲しいのぉ?」
そう言いながら僕の口に乳首を含ませる。
「ん……んん………」
ピンク色をした乳首に热心に吸い付く僕を见ておかしそうに笑う。
「あ~あ?リナまだ妊娠したことないんだよぉ?母乳なんて出るわけないじゃん?必死に吸っちゃってバカみたい?」
そんな言叶を浴びせられながらもその豊かな乳房に吸い付くのを止められない。そして乳房に梦中になっている间にリナは僕の下半身に手を伸ばすとズボンを脱がしペニスを掴む。
「も~?またチンポ勃たせちゃって?おっぱい饮みながらヌいて欲しいのぉ?」
リナの言叶に吸い付いた格好のまま何度も颔く。
「じゃあまたリナが履いてきたパンツで扱いてあげるからせいぜいおっぱい吸いまくってね?おっぱいバカのマゾおにーさん?」
スカートの下を弄ったかと思うと赤いショーツを脱ぎ见せつける。それをペニスにあてがうと
「ほらもう昨日みたいに我慢しなくていいからザーメン出しちゃってね?」
最早抵抗する意志を破壊された获物を慈しむように优しく言いながらペニスにショーツを巻きつけて扱く。
「んん……!ん…………!」
「ふふ?もっとおっぱい吸って?ここで射精しておにーさんの正义感なんてぜ~んぶ忘れちゃお?おにーさんは所诠リナのカラダに负けてエンコーのお客さんになっちゃうおバカさんなの?」
堕ちていく。リナの言叶に支配され何も考えられなくなっていく。
「ザーメンと一绪に大事な物も头の中から出しちゃってリナの为に働くの?」
そうだ、それが幸せなのかも知れない。もう今の僕には段々と気持ちよくなっていく事しか分からなくなっていた。
「じゃーね?元お?ま?わ?り?さん?」
「んん…んんんんんんーーーーーーー……………!」
どぷっ………?どぷっ………?どぷっ……?
リナの手の中に精液を放出しながら僕の理性は完全に屈服した。

それから数日
人気のない场所でベンチに座るリナ。その胸の谷间には僕が支払った数枚の一万円札が挟まれている。そして僕はその前に正座させられていた。もっとも
「ほらほら?これがいいんだよねぇ?」
「んんんーーーーー!!!」
僕の顔にはリナの脚が押し付けられ喋る事も出来ない。そしてリナのもう一方の脚は
「リナちゃんにお金贡いで脚コキされて幸せだよねぇ?おにーさん?」
むき出しにされた僕のペニスを扱いていた。
「おにーさんも自分でチンポ扱いてもいいんだよぉ?な~んて无理だよね?だっておにーさん动けなくされて虐められるのが大好きなど変态マゾになっちゃったもんねぇ?」
リナの言う通り僕は彼女の元を访れる度に自らの手锭で拘束される事を望むようになってしまっていた。
警官の夸りの商売道具も今の僕には自分を戒め兴奋を高めるアダルトグッズに过ぎなかった。 内容来自
「じゃあそろそろ出しちゃおっか?」
そう言うと脚の动きを速める。
「んんんーー!!!んんんーーーーーーーー!!!!」
あっという间にリナの脚に精液をぶちまけてしまう。
「はぁ…はぁ……」
ぐったりする僕にリナは优しく声を挂ける。
「あ、そうだ?おにーさんのところに新しいおまわりさん来たら教えてね?教えてくれたらサービスしてあげる?」
「は、はい……?教えますぅ……?」
どうやら僕の交番に勤めている大半はリナの手に堕ちてしまっているようだ。しかしそれも幸せなのかもしれない。皆が彼女に忠诚を誓い谁も裏切らない坚固な组织となったのだから…

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洗脑强
人类を支配し世界の覇権を握らんと暗跃する魔王。
 そんな魔王を倒すべく、立ち上がった一人の少女。
 いつしか少女には仲间が出来、勇者一行の活跃は世界では知らぬものがいないほどにまで至った。
 
 女の身でありながら剣技を达人レベルまで修得し、若くして王国の骑士団长にまで登り诘めた骑士アリエラ。
 かつて王国の暗部を担い漆黒の刃として周辺诸国を、そして今では魔族を震え上がらせる暗杀者シノン。
 名门魔导学校を仅か六歳で卒业し、十年経った今では世界最高峰の魔导师とも名高い魔女レル。
 そして、そんな彼女达を束ねる、谁よりも勇敢で谁よりも强い世界に光をもたらすもの、勇者ヒカリ。
 
 全员が女性の身でありながら数々の魔族との激戦を胜ち抜き、魔王を灭ぼすのならば彼女达しかいないとすら言われる四人の実力者。 copyright
 
 人类の歴史に间违いなく刻まれる伝説とも言うべき存在。きっと、彼女达が人类と魔族の戦いに终止符を打ってくれる。世界を救ってくれる。
 
 
 だが、そんな明るい未来は、ある日唐突に失われた……。それも、たった一人の少女によって。
 
 
 
「ただいま…」
 
 言叶少なに借りている宿屋の一室の扉を开けるヒカリ。
 100年も昔から人々を苦しめていた『豪腕のホルタウルス』の讨伐、その成功を报告に王城へと向かったその帰り。
 いつものように仲间が出迎えてくれる、そのはずだった。
 だが、今日はいつもと违う光景が広がっていた。
 
「あ、もー遅いよー勇者さま~?」

 ヒカリのベッドを我が物顔で占领する见知らぬ少女。露出の多い服装に、むき出しになった背中から生える二本の黒い小さな翼。
 二つにまとめた桃色の髪を揺らしながら、少女は扉を开けたヒカリへその整った顔を向ける。
 一体谁だ、何故ここにいる。そんな疑问が头を过る。だが、その疑问を少女に投げ挂けるよりも先に、目に飞び込んできたのは、信じられないような、まるで现実味のない光景。
 
「勇者さまがあんまり遅いからお仲间さんのこと食べちゃったよ~?」
 
 そういってふるんと、少女はその小さな体躯には不钓り合いな大きな胸を自慢げに揺らす。
 それと同时に、少女の乳房に男根を包まれたアリエラが艶っぽい声で呻いた。
 そう、"男根"を包まれたアリエラが、だ。

 もう一年以上彼女と旅をしてきた。いや、旅をしていなくとも、常识的に勇者は知っている。
 
 アリエラに、そんなものは生えていない。彼女は生粋の女性だ。
 
 だが事実として、引き缔まった下半身を布一枚缠わず晒しながら、アリエラは股から生えた立派な男根を少女の胸に包まれ、今までに见たこともない恍惚の表情を浮かべ喘いでいる。
 
「あ、ちょっと待っててね? 急いで骑士さんも堕としちゃうから?」
 
 そういって、少女はアリエラの阴茎を包んだまま豊満な胸を互い违いに擦り合わせる。时折、両乳をぎゅっと寄せ根本から先端まで、ぷくりと膨らみ透明な滴を垂れ流す阴茎の先まで圧迫しながら擦っていく。
 いつも凛々しく骑士として皆を守る彼女が、たったそれだけで甘い声をあげ、情けなく身体を震わせる。
 そんなアリエラの姿に目を细めながら、少女は谷间の中からぴょこんと头を覗かせる阴茎の先にそっとキスをした。 本文来自
 
────どぷっびゅるるるるるっ!
 
「はい、骑士さま完堕ち~? あはぁ? みんなちょろいなぁ?」
 
 少女の唇が触れた瞬间、アリエラは一际大きく身体を震わせ、背を弓なりに反らしながら、絶顶した。
 端目に见ても、明らかな絶顶。なんせ、あるはずのない男の象徴から、出るはずのない白い液体がどろどろと喷き出しているのだから。
 それも、少女が笑い双乳がふるふる震える度に、どぷどぷと势いよく。
 
 ヒカリは、そのあまりにも现実离れした光景を、ただ、惊愕をもって眺めることしかできなかった。
 もし命をかけた戦いの现场であれば、もし最初から戦いのスイッチが入っていれば、すぐさま勇者としてこの异常に対応し戦闘の态势へと入っていただろう。
 だが、彼女は勇者であると同时に、まだ年端もいかない一人の少女なのだ。
 唐突に访れた异常事态に、脳が処理を拒否する。目の前の光景を现実として受け止めたくないと叫んでいる。
 
 だが、それもアリエラの蕩けきった声によって现実に引き戻された。
 そうだ、目を背けている场合ではない。骑士を、アリエラを助けないと。
 何はともあれ、目の前の少女は敌に违いない。そして、あの様子ではアリエラはきっと戦えない。
 だが、シノンが、レルがいる。仲间がいる。暗杀者のシノンならば、あの无防备な首もとを一瞬で刈り取れる。魔女のレルならば、きっとアリエラを正気に戻してくれる。彼女达がいれば…!
 思考を巡らせ、部屋にいるはずの二人の姿を探す。
 
 幸运なことに、二人はすぐに见つかった。それも、伤一つない姿で。
 
 だが、それ以上に不幸なことに、二人は既に意识を失っていた。
 剥き出しになった下半身を白浊で汚し、恍惚の表情を浮かべ倒れ伏していたのだ。
 
 「言ったでしょ~みんな食べちゃったって? そこの二人もとっくに私の虏……? 身も心もいただいちゃったよ? この骑士さまみたいに、ね?」
 
 少女は弄ぶように胸をむにむにと动かし、アリエラの阴茎をいたぶる。
 それだけで、アリエラは甘えたような声を出し、カクカクと腰を震わせる。
 皆の缠め役でいつも頼れる彼女が、なす术なく少女に弄ばれている。どんな伤を负っても苦痛の声一つあげなかったアリエラが、少女の胸一つで生娘のように喘ぎの声をあげている。
 一瞬、勇者は顔を歪ませた。
 それは、弄ばれているアリエラへの怜悯か、はたまた仲间をやられたことへの怒りか。
 
 だが、その感情の昂りは、そこの状况において致命的なまでの隙を生んでしまう。
 
「あはっ? 隙あり?」
「っ…!?しまっ……!?」
 
 その瞬间、少女の指先が光る。ぱぁと、部屋全体を照らす眩いほどの光。
 完全に不意を打たれたその闪光に、勇者は思わず腕で顔を覆い目を闭じてしまった。
 
 どれ程そうしていただろうか。恐る恐る目を开くと、腕の隙间から射し込んでいた光は消えていた。
 いつまでもこうしているわけにはいかない。これ以上隙を晒し続けるわけにはいかない。
 ゆっくりと腕を解くと、微かに闪光の残光が残る视界がにんまりと意味ありげに笑う少女を捉えた。
 
────どくん
 
 目の前には、つい先程と同じ光景。アリエラはなおも少女の豊満で柔らかそうな胸に阴茎を包まれ、少女はクスクスと淫靡な笑みを浮かべている。
 
────どくんっ
 
 妖艶なその笑みに视线が夺われる。露出の多い姿にむずむずと身体が疼く。
 心臓が甘く高鸣るほど官能的な光景。ずっと见ていたい。いつまでも堪能していたい。叶うのならば、この一瞬を切り取って一生手元に置いていたい。
 
────どくんっ?
 
 いや、そんな事をしなくたっていいじゃないか。
 私が、自ら彼女に身を委ねれば一生……
 
「あはぁ? 勇者さまも気に入ってくれたみたいだねぇ私のプレゼント?」
 
 少女の无邪気な笑い声に、勇者の意识は桃色の深い沼から急浮上する。
 今、自分は何を考えていた?
 ほんの少し前までの自分の思考に、そしてその先に访れていたであろう未来に、思わず背筋が震える。
 明らかに、おかしかった。明らかに、魅了されていた。
 だがそれはあり得ない。そんな事があるはずがない。魅了は、サキュバスを笔头とした淫魔族が人を诳かし堕落させる时に使う状态异常。
 强力だが、同性にはよほどの実力差がなければ通用しない。
 そうは言っても、现実として勇者は魅了されていた。今でさえ、少し気を抜けば、またあっという间に深い桃色の沼に沈んでしまうであろう。
 それも、今度はもう戻れないくらいに、头までずっぽりと。
 
 少女が视界に入る度、无意识に视线がその身体に惹き寄せられる。
 可爱らしい笑顔に、ぷるぷると震える豊乳に、むっちりと肉感的な下半身に、心が囚われそうになる。
 少女の存在を意识しただけで、下腹部がいやに热を持つ。感じたことのない、突っ张りを感じてしまうほどに。
 
 いや、待て。何故そんなものを感じる?
 
 その违和感を抱いた瞬间、勇者は気づいてしまう。自らの身体に本来あるはずのないパーツに。
 あの闪光のほんのわずかな时间に自分に着いた絶対的なまでのデバフに。

「あ、やっと気づいてくれたねぇ? ふっふっふー? 素敌でしょ?私の魔法…? 私の魔法はね…女の子に男の子の気持ちを植え付けるの?
 その结果が勇者さまに生えてるおちんちんってわけ?
 それでね……? 男の子はおちんちんがある限り、私には胜てない……? お仲间の三人も、あっという间に私のモノになっちゃったんだから?」
  
 そういって、少女はペロリと下唇を舐めた。
 そして、淫靡な笑みを浮かべたまま、少女は骑士をそっとベッドから下ろし、勇者へと向き合う。
 谷间を中心にベッタリとついていた粘っこい白い液体はいつの间にか少女の身体へと吸収され、もちもちとして柔らかそうな肌には汚れ一つ见当たらない。
 
「そういえば自己绍介を忘れてたね? 私はセリーネ、勇者さま达が『幻惑』って呼んでるわるーい淫魔だよ? たぶんこれから长い付き合いになるだろうし、しっかり覚えてね?」
 
 パチリと、ウインクを决めるセリーネと名乗った淫魔。
 たったそれだけの仕草で、勇者の頬に朱色が差す。
 
「うぶなんだねぇ勇者さま?これなら简単に落とせちゃうかなぁ…? ふふふ……そうだ? 勇者さまにどこが好きか闻いてあげないとねぇ……他の三人みたいに?」
 
 少女は、细い指先で自分の身体をそっとなぞる。
 
「骑士さまみたいにおっぱいがいいかなぁ?それとも、魔术师さまみたいにこのむにむにでハリのある太ももに溺れたい??あ、唇にも自信があるんだぁ?暗杀者さまなんて一発でメロメロになっちゃったし?
 あはっ?勇者さま悩んじゃうねぇ?今なら特别サービス?お仲间さんがどうやって私の虏になっちゃったか、実演してあげる…?もちろん勇者さまの身体で、ね?」
 
 少女は、意地悪にクスクス笑う。
 だが、その仕草に、その肢体に、勇者の身体はどうしようもなく昂っていた。
 仲间がどうやって堕ちていったか。
 常に皆をまとめパーティーの大黒柱であった高洁な骑士、无口だが确実に仕事をこなし何度も危机を救ってきた仕事人である孤高の暗杀者、素っ気なく口も悪いがその类い稀な才能と知识で皆を导いた天才の魔术师。
 その谁もが、少女の身体になす术なく败れ心を夺われた。
 その事を考えると、脳の芯がぐらりと揺れる。
 堕落へ至る深い渓谷が、目の前にある。ともすれば、ふらふらと足を踏み出してしまうほどに。 copyright
 唇を强く噛み付け、かろうじて身体を押し留める。
 
 だが、植え付けられた本能までは押さえつけられない。
 
 惹き寄せられるまま、动く视线。
 その先にあったものは────

 
1. 蕩けてしまいそうなほど柔らかな双乳2ページへ
2. むちむちと肉感的な太もも3ページへ
3. 艶やかで瑞々しい真っ赤な唇4ページへ
 


おっぱいルート

 蕩けてしまいそうなほど柔らかな双乳だった
 
「んふふー?やっぱりおっぱいがいいんだぁ?そうだよねぇ骑士さんがたくさんイカされちゃうところ、羡ましそうに见てたもんねぇ?」
 
 そんなことない。だが、喉元まででかかったその言叶は、少女が胸をまさぐる光景を目にした途端消えてしまう。
 
 自らの豊満な胸を见せつけるように両手を添え、上下に揺らす。 内容来自
 ゆさゆさと震える膨らみ。指先がふにりと沈み込むほどの柔らかなあの膨らみは、きっとその中に包み込んだ何もかもを融かしきってしまうだろう。
 
 脳裏に浮かんだのは、アリエラの快楽に蕩けきった顔。
 王国骑士団で最年少で団长へと昇格したカリスマであり、勇者の仲间となった生粋の英雄。
 そんな彼女のプライドを饴细工のように溶かしきったその胸の感触を、勇者は、心の奥深く、意识すら届かぬ心の底で味わいたいと思ってしまっていたのだ。
 
 その瞬间だった。
 いつの间にか、少女が、目の前には駆け寄ってきている。
 开かれた両腕。少女の狙いは明らか。
 回避しなければ。浊った思考は、それでもなお勇者としてこの场での最适解を求める。
 あれに捕まったら、きっと何もかもが终わってしまう。
 
 だが、回避は间に合わなかった。
 回避を选択した判断は、决して遅くなかった。普段ならば、十分に间に合った。
 唯一の误算は、普段とは违う、股间にそびえる固いモノ。
 感じたことのない违和感が、勇者の动きを钝らせる。
 
 そして、その仅かな钝りは、ことこの瞬间においては、致命的なまでな遅れを生み出してしまう。
 
「はぁい、ぎゅ~?勇者さまつーかまえた?あはぁ~骑士さんもこうやって捕まえちゃったんだぁ?それでねぇ…すりすりぃって…ふにふにぃって…おっぱいを押し付けてあげたの……?」
 
 むにゅぅぅぅ?
 
「ぁ……はぅぅ……?」

 勇者の腰に络み付く腕。女性としては平均的な背の高さの勇者。だが、少女の体躯はそれ以上に小柄で。
 丁度へその部分に、むぎゅと押し付けられる乳房。
 その感触の快楽は、服越しとはいえ、勇者の腰を砕くにはあまりにも十分だった。
 
「骑士さんのおちんちんもおっきくなっててねぇ……?私がおっぱいを押し付けるとかわいい声をたくさん闻かせてくれたんだぁ?
 でも勇者さまはえらいねぇ?がんばって声を堪えて……私のおっぱいに负けないようにしてるもん?」
 
 小悪魔な笑みで、少女は身体を擦り付ける。
 もし、勇者がもう少し背が高かったならば、きっとこの瞬间堕ちていたに违いない。
 まだ、决定的なまでの快楽が与えられていないから、ギリギリのところで踏み留まっていられるのだ。
 
 それこそ、勇者よりも头一つ大きい骑士だったならば……。
 
 だが、どれだけ我慢をしても、いずれは决壊する。注がれる快楽が器を満たす时が、刻一刻と迫ってきている。
 そしてこの状况を打破する手段は、ない。
 振り払おうと身体を动かした瞬间、きっと快楽の阈値を越えてしまう。
 されど、このまま耐えていても未来はない。限界はもう、目の前まで来ている。
 一か八か、自分を信じて勇者は身体に力を込める。最后の抵抗。破れかぶれの一撃。
 快楽に犯されていようと、自分は勇者なのだ。魔族と言えど色事に特化した少女一人。それを振り払えずして、勇者など名乗れるはずがない────
 
「でも我慢はだぁめっ?おとなしく堕ちなさいっ?」
 
 その时、少女が小さく身を屈め、跳ねるように身体を揺らした。
 ぐにゅんと形を歪めながら、少女の柔乳はへそから下へ、すなわち生えたばかりの阴茎へ。
 服越しに、固くなった先端をねちっこいまろやかな感触が包み込み、次の瞬间には大きくズリ上げた。
 
「あ”っ…あぁぁぁぁぁっ……?」

────どぶっ…びゅぶるるるるっ……
 
 腰を引きながら、勇者は喉を震わせて快楽に咽ぶ。
 たった一擦り。たったそれだけの快楽が、勇者の我慢も、抵抗も、プライドさえも破壊し精液を吐き出させる。
 少女は、追い讨ちをかけるように勇者の腰を捕まえ引き寄せる。
 快楽を逃すことも许されず、勇者の阴茎は少女の胸という底无し沼にずっぽりと呑み込まれた。
 
「まだまだ终わりじゃないよぉ?もっともっと梦中になってもらわないと?」
 
 苦痛にすら感じる快楽の中、勇者の意识はゆっくりと暗く染まっていく。
 消え行く意识の中、最后に闻こえたのはそんな少女の楽しげな声だった。
 
 
 目を覚ますと、勇者はベッドに寝かされていた。
 いつもと同じ、柔らかに全身を受け止めて、それでいて确かな反発もある高级品だ。
 そして、それがもたらすもたらす快楽への期待と、それに期待してしまっている自分への、恐怖。
 
「目を逸らしちゃだーめ?自分がなにに负けたのかしっかり见て覚えないとぉずっと胜てないままだよぉ?」
 
 ゆさゆさと、少女は身体を揺すって胸を震わせる。その振动は、足を通して全身を伝わって、脳裏には鲜明に少女の大きな胸と妖艶な笑みが広がって、未だ惯れぬ男性器がずぐんと力强く脉动する。
 
 见たい。见たい、见たい见たい。
 
 沸き上がる冲动に目を闭じて必死に抵抗する。少女の姿を想像しただけで、硬く反り立ったモノの先端から雫が溢れる。
 もし、もう一度直视してしまえば……。
 まさしくそれは悪魔の诱惑だった。抑えれば抑えるほど、欲望は大きくなっていき、やがては制御出来なくなる。かといって、抑えることを止めてしまえば、その瞬间私は私でなくなってしまう。
 
「もう……?そうやっておっぱいから目を背け続けたらどうなるかぁ、教えてあげないとねぇ……?」
 
 少女の声色が変わる。余裕ぶった甘い声から、どこか低く剣呑で、それでいて妖艶な嗫きに。
 
「もう一生おっぱいには胜てなくなっちゃうだろうけど…全部勇者さまが悪いんだからね?」
 
 股间を柔らかなモノが包み込んだと思った瞬间には、パチュンと甲高い音が宿の一室に响いていた。
 
「ぇ……?あっ…あふぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
 
──どびゅびゅるるるるっっ!びゅくっびゅるるるる!!
 
 脳にその感触が届いた顷には、勇者は既に絶顶していた。
 あれだけ闭じていた目を见开いて、高く丽しい娇声を奏でながら、少女の媚肉にびゅーびゅーと势いよく精を叩きつける。
 暗かった视界に広がるのは、両の手で思い切り大きな乳房を抱き缔めながら、全身を使って阴茎を爱抚する少女の姿。
 
 そう言って、少女は少し顔を寄せ长い舌で精液を掬いとる。ポタポタと垂れる滴、口に合ったのか猫のように目を细めチロチロと勇者の精を堪能する少女。
 その姿に、勇者は再び射精していた。
 どぷりと、块になった精液が、减った以上に泉を満たす。
 
 少女は、谷间の中の脉动と勇者の蕩け顔を见て、満足そうに唇の端についた精液を舐め取った。
 


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太ももルート

 むちむちと肉感的な太ももだった。

「んー??ふふっ、勇者さまは太ももに梦中みたいだねぇ?まぁしょうがないよ?男の子はいつだって女の声の下半身に兴味津々なんだから?それは男の子の気持ちを覚えた勇者さまだって一绪…?」
 
 真っ白な太ももを指先でなぞる少女。
 自分でも、顔が赤くなるのがわかる。つい、视线がいってしまった。むちむちと肉付きのいいその部位に、视线が吸い寄せられた。
 
 だが、勇者が少女の太ももを见てしまったのはそれだけが理由ではない。
 勇者の中に沸き上がった疑问、というよりも、想像がつかない现実とでも言うべきもの。
 
 魔女が、プライドの块のような存在であったレルが、どうやって堕ちたのか。
 
「ふふふ?気になる?魔女さまがどうやって私のモノになっちゃったか?うんうんわかるよー?すっごいツンツンしてたもんねぇ?で?も…そういうコほど呆気なく堕ちちゃうんだよぉ?」
 
 少女は太ももをこすり合わせ、パタパタと小さな翼をはためかせる。
 むわりと、少女の香りが浓くなった気がした。
 
「私に気づいてすぐに魔法を唱えようとしたから、お口を太ももでふさいであげたの?この羽で飞んで魔女さまのお顔をぎゅぅって?」
 
 ゴクリと、唾を饮み込む音が闻こえる。
 その音が、自分の喉から出たのだと気付いたときには、既にセリーネと名乗った淫魔は话の続きを语り始めていた。
 
「最初はいやいやって抵抗してたんだけどね?だんだん弱くなっていってぇ…おちんちんを生やしてあげたらあっという间に私のアソコの香りに梦中になっちゃった…?最后の方なんておっきくしながらスンスン鼻呼吸してたんだよぉ?」
 
 つぅと、少女の太ももを一筋の雫がゆっくりと流れていく。
 むせかえってしまいそうな甘い香りが部屋中に広がる。
 
「でもずっと飞ぶのは疲れるから…一回离れて魔女さまに続きはベッドでねって頼んだの?そしたらとってもうっとりした顔ですぐにベッドで仰向けになってくれて……?可爱かったなぁ…?あのときの魔女さま…?」
 
 脳裏に、强気で、意地っ张りで、そしてその実谁よりも仲间思いの少女の不机嫌そうな顔が浮かんだ。だがそれも、いつの间にかかき消え、代わりに现れたのは、恍惚に染まった魔女だった少女の蕩け顔。
 
「强気なコもぉ…おちんちんがあればすぐに素直になっちゃうんだ?后は素直になれたご褒美にお鼻を覆うみたいにアソコを擦り付けて…こしょこしょってお耳をくすぐるような声で嗫いてあげるの?『たぁくさんクンクンしながら…シコシコ…シコシコしようね…?贤い头の中を私でいっぱいにしちゃおうねぇ魔女さま?』ってね?」
 
 ドクンと下腹部が、そして无理矢理生やされた阴茎が疼く。
 嗜虐的に笑う少女のクスクスという笑い声が、いやに身体の芯に响いた。
 
「ふふふ?怒っちゃった??それとも怖くなっちゃった??あはぁ?安心して勇者さま…?勇者さまには自分でシコシコさせるなんてひどいことはしないから?魔女さまはツンツンしてたからちょっとイタズラしてあげただけ?勇者さまはもっと优しくて特别なコースで堕としてあげる…?」
 
 ゆらゆらと身体を揺らしながら、ゆっくりと勇者に近づく少女。その大きな瞳は、勇者の瞳を延々と覗き込んでいるようで、勇者は、そんな淫魔の瞳に魅入られたように身动きが出来ない。
 
 一歩、また一歩、ついには少女は目の前へ。そして、さらに一歩。むにりと、身长差からか腹に押し付けられる大きな乳房、少女の周りを漂う甘ったるい香り、下から覗き込む上目遣いな瞳。
 勇者の股间に生えたものが、さらに热く张りつめる。脳みそが汤だったようにクラクラして、思考がぼうとまとまらなくなる。
 
『ねぇ勇者さま?本当は羡ましかったんだよね…?魔女さまが堕ちたのを闻いて…自分もされたくなっちゃったんだよね…?私に乗っかられて…アソコの匂いでメロメロにされたい…?
 うふふ?いいよ…?…贤い勇者さまなら、どうしたらいいかわかるよね??』
 
 のぼせた头に、するりと染み込む嗫き声。今の勇者にとって、それは真実となり、导きであり、従うべき啓司となる。
 
 ふらりと、勇者は热に浮かされたように、蕩け淀んだ瞳でベッドを目指す。
 导かれるように、真っ直ぐと。
 勇者がベッドに仰向けに寝転がると、少女はその上に跨がるように、口元に弧を描きながら见下ろしていた。
 
「よくできましたぁ…?私、言うことを闻ける勇者さまのこと、だぁいすき?」
 
 そんな爱らしい嗫きと共に、少女は両膝立ちでゆっくりとにじり寄る。
 真っ白な太もものほどよい肉付きが、どんどんと迫ってくる。
 勇者の头を挟み込むように近づく、少女の太もも。
 勇者からはもう少女の顔は见えない。目の前には、真っ白な太ももの付け根と、ふりふりとした小さなお尻、そして少し湿った桃色の布に覆われた秘部。
 そこから放たれる淫靡な香りが、重力に导かれるまま勇者に降りかかる。
 
 むぎゅりと、太ももが勇者の头に密着する。少女の腰がゆっくりと落ちてくる。
 呼吸するだけで甘いと感じてしまうほど浓厚な少女の香りに包まれながら、太ももから、秘部から、少女の高い体温にむわりと包まれながら、五感の全てが少女の魅力に染まっていく。
 
 ついに、少女の小振りなお尻が、勇者の顔に押し付けられた。
 
───どぷっ…びゅく…びゅるるっ……
 
 押し付けられた分だけ、奥から押し出されるように精液が溢れだす。
 
 勇者は、声もなく絶顶していた。娇声をあげるはずだった口は、そのために口を开いた瞬间少女の香りを吸い込み、その瞬间からその香りを求めるだけの器官へ成り果てた。
 ハァハァと热い呼吸が、少女の太ももと秘部に包まれた小さな空间の热を高め、より少女の香りが浓厚さを増していく。
 
「あはっ?勇者さまもワンちゃんみたい?ほらほらぁもっと味わっていいんだよぉ?クンクンしてぇ、ペロペロしちゃってぇ…?
 好きになぁれ…?好きになぁれ?うふふ?アソコを押し付けると嗫き声も一绪に头に刻み込まれちゃうの…?」
 
 少女の腰の动きが軽く押し付けるようなものから、グリグリと捻るような动きへと変わる。
 がくがくと、勇者の腰が跳ねる。足をじたばたさせ、腕を少女の腰へ伸ばし、必死に少女から离れようと暴れだす。それは、脳髄に刻まれる快楽を少しでも逃そうとするためか、はたまた仅かに残った勇者としての意地か。
 だが、むっちりとした臀部の拘束からは、その程度では逃れられない。
 暴れれば暴れるほど、息は荒くなり、少女の香りが身体に入り込む。
 そして、少女の秘奥から、とろりと蜜が溢れだした。
 それは、小さな空间の甘酸っぱい香りとは违う浓密な甘い芳香を放つ。ほんの仅かな液体が、その空间の香りを暴力的に淫靡な香りで涂り替える。
 液体が、少女の、淫魔の爱液が、とろりと糸をひいて、胸いっぱいに香りを取り込まんと开かれた勇者の口のなかに──飞び込んだ。
 
───どびゅびゅるるるるっ!!
 
 快楽そのものを煮诘めたようなその液体を口に含んだ瞬间から、勇者は暴れる事を止めていた。
 
 少女を离そうと伸ばされた腕は少女の腰を抱き、快楽を逃そうとしていた足はもじもじと擦り合わされる。
 より深くへ沈み込むように、顔を少女の秘部へと擦り付ける。
 一度知った快楽からは二度と离れられない。勇者とて、それは同じ。もう一滴、もう一滴と求めるうちに、勇者は秘部へと舌を伸ばす。
 
 その姿に、高洁な勇者などというものは一切なかった。ただ、淫魔の爱液に狂わされ従顺になった少女が一人、必死にその股の间に顔を押し付けるだけ。
 
「うふふ?素直になった勇者さまも可爱いなぁ…?そ?れ?にぃ?勇者さまのアソコも…?二回も射精したのにまだ私のこと好き好きぃって言ってくれてるよ…?」
 
 少女は、腰にしがみつくようにしていた勇者の手をそっとほどくと、ゆっくり立ち上がった。
 
「あっ……」
 
 离れていく少女の热を、感触を、そして淫香を求め名残惜しげに伸ばされる腕。
 勇者の口から、切なげな吐息が漏れる。
 だが、少女が离れたのも束の间、少女は少し移动すると、再び腰を下ろし始めた。
 その括れた细い腰が、ぷりんと可爱らしいお尻が照準を合わせた先。そこには、勇者の真っ直ぐに反り立った阴茎。
 
「私のとっておきで…壊れちゃえ?」
 
 今度は、その不敌な笑みがしっかりと见えた。
 
──びゅっ!びゅるるるるる!!
 
 ずいと下ろされた腰。ふにりと、太ももに挟まれた男性器。
 むちむちと包み込み、吸い付くような弾力ある感触を感じた瞬间、勇者は今日何度目ともつかない絶顶を迎える。
 真っ白な太ももの中、その隙间から吹き上がる精液。
 ぬちりぬちりと、少女の太ももはその白浊をも巻き込むように、左右上下に擦り合わされる。
 ぐりんぐりんと、腰全体を大きく动かして勇者の精液を根こそぎ夺おうと刺激する。
 少女は、しなだれかかるように勇者の元へしなだれかかった。大きな胸が、勇者の小振りな胸を呑み込むように押し付けられ、より深く密着する太ももの感触に快楽のうめきがあがる。
 
「勇者さまのおちんちん…?もう私なしじゃいられないようになっちゃったねぇ?でもそれはお仲间さんも一绪?大切なお仲间と私に色んなモノを捧げる生活……?楽しみだねっ勇者さま?」
 
 少女は、くにくにと勇者の阴茎を弄ぶように太ももを小刻みに动かし、笑顔で嗫きかける。
 耳元で、吐息混じりの诱惑。浊りきった脳に吹き込まれるその言叶が、それが描く未来図だけが、今の勇者にとっては幸せな未来になっていく。
 
 少女の嗫きに、勇者はにへらと快楽に堕落しきった笑みを浮かべた……。
 
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キス责めルート

 艶やかで瑞々しい真っ赤な唇だった
 
「あはっ?私の顔じっとみてぇ…私の可爱さに见蕩れちゃったのかなぁ?それともぉ……ココが気になっちゃったの??」
 
 少女は、色艶のいい唇に指を当て、上目遣いにしなをつくる。
 自分の魅力を熟知した、あまりにもあざといその仕草。
 それが自分を挑発しているだけだとわかっていても、勇者の身体は素直に反応してしまう。
 
「当たりみたいだねぇ?ならぁ……?勇者さまも暗杀者さまみたいにちゅぱちゅぱって舐め蕩かしてあげる?」
 
 少女の舌が、ぺろりと唇を濡らした。
 ぷるぷるとハリのある唇が、艶やかに弧を描く。
 しなを作って强调された谷间、少女の挑発的な笑み。
 その媚态は身体が震えてしまうほど妖しく、脳の奥からとめどなく热が溢れだす。
 
「まずはぁ?少しずつ唇の魅力に溺れていこっか?暗杀者さまはいきなりキスしちゃったせいでちょっとしか出来なかったしぃ…勇者さまはそうならないようにじっくりシてあげる?」
 
 言うやいなや、少女の唇に添えられた指が、チュッと軽い音をたてて离れた。
 その指の先にいるのは、自分。
 すぼめられた唇。自分に向けられた指先。ふわりと、甘ったるくも芳しい风が頬を抚でるような気さえする。
 视界が、どんどん桃色に染まっていく。少女から目が离せなくなっていく。 内容来自
 
 不味い。
 
 そう思ったときには、既に勇者の瞳は少女のぷるぷるとした柔らかな唇に囚われていた。
 
「ふふー?どんどんいくよ?」
 
 チュッ…?チュッ…?チュパッ?
 小さな唇の音が、静かな宿の一部屋で几度も反响し色づけていく。
 少女の投げキスに、自分がどんどん心夺われていることは自覚している。
 だが、もう自分ではどうしようもないほど勇者は魅了されていた。
 最初の投げキスの时、頬を抚でた风の正体。
 それは、キスと同时に吹き挂けられた少女の吐息。浓厚なフェロモン呑み込むように块である吐息が、空気に混じり波となって勇者を少しずつ蚀んでいたのだ。
 だが、今さらそれに気づいて何になるのか。
 たかが投げキス。されど、それは古くから女が他者を诱惑するのに、数えきれないほど使われてきた王道。
 それを男の性を植え付けられた状态で、何度も何度も女性の魅力の一つの极致とも言える淫魔にされているのだ。
 もはや、勇者の瞳は虚ろに震え、少女を警戒していたはずの身体は今にもへたり込んでしまいそうで。
 
「そぉれ?ん~ちゅっ?」
 
 少女は、両手を口元に当て、少し溜めてから一际强く唇を鸣らして投げキスをした。
 それはさながら大観衆に向けてやるような仕草で、されどそれはたった一人勇者だけに向けられたもので。
 なんの比喩も夸张もなく文字通り万人を魅了する少女の媚态が、ただ一人の観衆に注がれる。
 あまりにも、浓厚なフェロモン。溜めたことでより浓厚になったフェロモンが、吐息に乗って勇者を包む。计算され尽くした甘い微笑みが、勇者を射止める。
 その瞬间勇者は、少女の唇から小さな桃色のハートがいくつも飞び散るような错覚さえ覚えた。
 
「あ、ふぁぁ……」
 
 ついに、勇者の膝は崩れた。へなりと、その场に座り込むように。
 その表情は蕩然とし、キリとした瞳も今はとろんとふやけ口元には缓く惚けたように半开きになる。
 
「あはぁ?ちょっとやり过ぎちゃったかなぁ?ま、でもこの方が、キスしやすいからちょうどいいかなぁ?」
 
 少女は小悪魔な笑みを浮かべ、惚け腰が砕けた勇者にゆっくりと近づく。
 无防备な、その姿。
 攻撃するには、仲间の仇をとるには、絶好の机会。
 だが、勇者は动けない。
 未だ投げキスの余韵が几度も脳内を駆け巡り、その姿を思い出す度に再び心は少女という底无し沼に引きずり込まれてしまう。 内容来自
 そして、勇者は少女の接近を许してしまう。
 いつの间にか、目の前で不敌に微笑む少女。几ばくかあったはずの身长差は、へたり込んだ时点で无くなった。
 
 そっと、少女の両手が頬に添えられる。少女は首をかしげるように勇者の顔を覗き込むと、烂々と目を妖しく光らせながら嗫いた。
 
「暗杀者さまは私がキスしてあげただけでビクンって震えちゃってぇ…ちょっと口のなかに舌を入れてあげただけでメロメロになっちゃったの…?ふぅーってしてあげた时にはもう心から堕ちちゃっててびゅーって射精しちゃってぇ…?
 ふふっ…?勇者さまはそうならないように顽张ってね?」
 
 少女の唇が、勇者の唇に重なった。
 ぎゅうと、押し付けるような、一方的な口付け。仅かな隙间から染み込むように少女の甘い唾液が口内に侵入する。 本文来自
 教え込まれる柔らかな感触に、脳みそに染み入っていく甘やかな快楽。
 卓越した技巧など、まだ少女は使っていない。
 ただその唇の感触だけで、勇者の身体は今にも达してしまいそうなほど震えていた。
 
 だが、この快楽すら、少女にとっては未だ序章に过ぎなかった。
 
 ねとりと、少女に塞がれた勇者の唇を、何かが优しくなぞった。
 それが少女の舌であると気付いたときには、既に勇者の结ばれた唇は淫魔の舌技に舐め蕩かされ、扉をノックするような舌の动きに容易くその门扉を开いていた。
 
「…んっ…?んふぅぅぅ…?」
 
 ぬるりと忍び込んだ少女の舌は、侵入を阻もうとする勇者の舌に络み付き、その唾液を持って一瞬にして篭络した。
 人间よりも少し长い舌は器用に勇者のそれを捕まえると、媚薬にも等しい唾液を余すことなく擦り付け、爱抚する。
 勇者の口から溢れる娇声。
 少女は、そのくぐもった喘ぎに笑みを深め、さらに唇を押し付ける。
 强く强く、そして深い口付けは、勇者という存在を一人の少女へと引き戻していく。
 高洁で、人々を导くはずの英雄の中に眠っていた欲望を、快楽に耽り身を委ねる人间としての脆さを引きずり出していく。
 
 うっとりと淫魔のされるがままに口内を弄ばれ、颚をあげて快楽を享受する少女の姿を见て、谁があの凛とした勇者と重ねられようか。
 少女が上で、勇者が下で。
 いつしか、勇者の身体は蕩けきり自らの意思ではどうしようもないほど脱力しきっていた。
 未だに颚をあげ口付けが続いているのは、ひとえに少女が支えているからに过ぎない。
 とろとろと甘い唾液が流し込まれる度に、勇者の思考には桃色のもやがかかり深い陶酔に诱われる。 本文来自
 最后ににゅるんと少女の长い舌が勇者の舌をなぞりあげ、ぷはと小さな呼吸音とともに唇が离れた。光を反射し、银色の桥をかける唾液。それは少しずつ细くなり、重力に逆らうことなくはぁはぁと荒い息を吐く勇者の口に落ちていく。
 かたや热に浮かされ蕩けきった顔、かたや嗜虐的で未だ余裕を保った表情。
 勇者の股间のモノは、痛いほど固くなりビクビクと震えている。たった一度の口付け。されど、その结果がもたらしたものは覆しようのない败北の蜜の味。
 
「んふー…?勇者さまとってもいい顔してるよぉ…?とろんとろんになって润んだ瞳で私を见つめちゃって……?お口の中好き胜手にぐちゅぐちゅってかき回されるキス…勇者さま大好きだもんね…?あはっ?ごめんごめん大好きに"なっちゃった"んだもんねぇ…?舌を络めとられて色んなところ舐められて……それが気持ちいいってことを覚えちゃった…? 本文来自
 うふふ…?こうやって嗫かれてるだけでもっとお顔が蕩けちゃう…?
 ほら…勇者さま…?今度は私にふーってされるのが気持ちいいってこと、しっかり覚えようね?」
 
──ふぅぅぅぅぅ……?
 
「あっ…ひゃっ?あぅ……ふぁぁぁぁ?」
 
 目の前で吹き挂けられる桃色の吐息に、勇者は身体をよじらせて闷える。
 だが、逃れることは出来ない。
 ねっとりと蜜のように络み付く甘い吐息。いやいやと首を振る勇者のささやかな抵抗も、次第に甘美な香りに捕まり络めとられて行く。
 勇者の顔を包み込むように広がる魔性の吐息。口付けであがった呼吸は、それを拒むことも出来ず体内を蚀んでいく。息を整えることも出来ず、むしろ昂る感情はさらに呼吸を乱していく。
 无意识に漏れる恍惚の喘ぎ。瞳はとろんとふやけ、いつしか抵抗もやめてしまっていた。腕はだらんと垂れ下がり、身体はただ少女が支えるに任せるのみ。
 少女はそんな勇者に自らの吐息の魅力を刻み付けるように、何度もふぅと吹き挂ける。
 その吐息に、勇者は声にならない喘ぎを漏らしながら身体を浅い絶顶で何度も震わせることしか出来ない。
 吐息だけというもどかしさと、少女の香りに溺れるという快感。
 もっと、もっとと勇者は媚びるような视线で少女の吐息を求め、少女は気まぐれに吐息を吹き挂け焦らし、翻弄する。
 
「ふぅぅ…?ふぅぅぅぅ……?
 ……あはぁ…?わかった?勇者さま…?私の吐息は、気持ちよくて…?今の勇者さまがとっても大好きでたまらないものになっちゃった…?
 时间が経って…おちんちんが无くなったとしても…?勇者さまは私がふぅってしてあげただけでメロメロになっちゃうんだよ…?わかりましたかぁ??」
 
 こくりと、勇者は颔いた。心の奥の奥、勇者の根干をなす心の核に至るまで、少女の魅力は、吐息は染み渡っていた。
 もはや、一生忘れることなど出来ないほどに。
 
 少女は、勇者の首肯ににたりと悪戯気な笑みを浮かべると、再び勇者の华奢な颚に手を添える。
 
「いいこいいこ……?それなら、最后にとっておき…?私のキスと吐息が大好きな大好きな勇者さまにさいっこうのご褒美をあげないとね?」
 
 少女の蛊惑の色が宿る瞳と、勇者の润み上気した瞳が交错する。
 そして────
 
「ん……ちゅっ………?」
 
────ふぅぅぅぅぅぅぅっ?
 
 唇が重なり、勇者の中へ直接甘い吐息が吹き込まれた。
 
────どぷぅ…どぷっどぷとぷとぷっ……

 勇者のモノの、最后のタガが外れた。抉じ开けられた。 
 一度も触れられることなく、少女の吐息に押し出されるように喷き出す精液。
 势いのない缓やかな絶顶の炎は、吐息によって消えることなく勇者の心を燃やし尽くしていく。
 ただ吹き挂けられただけで依存し、求めてしまう快楽。
 それが、一切の希釈もなく、一片の逃げ场もなく、肺の中を満たし血中に乗り全身を駆け巡っていく。
 むちゅりと重なった唇の间から、浓い桃色の空気が漏れでる。
 それは、勇者の体内を満たしてもなお注ぎ込まれる少女の、淫魔の本気の吐息。
 勇者の限界など知らぬとばかりに少女の頬は膨らみ、勇者は虚ろな瞳でビクビクと身体を震わせる。
 押し出されるように吐き出された精液はズボンでは受け止めきれずボタボタと宿屋の床を汚し、部屋の中の淫靡で甘い空気にすえた青臭い香りを添える。
 だが、それすらも二人の口からこぼれでる吐息に混じり、空気に溶け込むように消えていった。
 
「ぷはぁ……?…どうだったかなぁ勇者さま……?んー…んふふ?闻くまでも无かったみたい…?しっかり気持ちいいことを覚えられたみたいだねぇ…?」
 
 クスクスと笑う少女の口元からは、未だ浓厚な桃色が漏れでている。
 そして、それは勇者も同様だった。
 恍惚として缓んだ口元。そこからは、少女と同じ吐息が溢れだしていた。
 身体の中まで、ベッタリと少女の魅力がこびりつき、离れていても常に少女の快楽が心を苛む。
 ただ呼吸をするだけで、もうとることの出来ないほど染み付いた少女の香りが勇者を魅了する。 本文来自
 もはや勇者に逃れる术はない。
 全身を蚀む魅惑の香りに、勇者はうっとりと酔いしれていた…。
 

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「ほう……セリーネか。勇者どもを骨抜きにしたようじゃの…。见事なものじゃ」
 
 魔王が住まう城。その最上阶で、一际豪奢な椅子に腰かけた尊大な态度をした美女。燃えるように红い瞳に、同じ色をした髪。不逊な笑みを浮かべるその美貌とカリスマは、一目で彼女が生物としての格がひとつ上の存在なのだと知らしめる。
 彼女こそが魔を统べるものであり、人类の、ひいては世界の敌とも言うべき存在。
 そんな彼女に唯一刃が届きうる存在が、勇者だった。
 だが、もはや、勇者たちにそれは叶わない。
 
「全员が贵様の身体に溺れ、毎日のように贵様を求める。もう奴らは侬には胜てん」
 
 クツクツと嗤う魔王。彼女が见据えるのは、今顷勇者の失踪で大騒ぎしているであろう人类の都。勇者という最强の剣が失われた今、人类を灭ぼすのは彼女にとってあまりにも简単な仕事だった。
 もう邪魔をするものはいない。ついに、数えきれないほど长く続いた人类との戦いの歴史が、幕を闭じる。
 それも、自らの胜利によって。

「ありがとうございますっ魔王さま?…でもぉ……まだ报告は终わっていませんよ?ちゃーんと教えて差し上げますよぉ…勇者さま达が、どうやって篭络されたのか…?」
 
「なっ…贵様まさか!」
 
 少女の指が魔王に突き付けられる。
 突然の行动に、油断していた魔王は反応できない。
 ただ、その指先から光が放たれるのを、见ていることしか出来なかった。
 
「さっ…魔王さま…?そのお身体で、しっかり覚えてくださいねぇ…?一からぜぇんぶ、丁宁に教えてあげますから?」
 
 魔王は咄嗟に魔力を集め、少女を屠るべく手のひらを向ける。
 だが、もはや手遅れだった。
 少女の甘ったるい声が脳髄を震わせた瞬间、急に芳しく感じるようになった甘い香りを吸い込んだ瞬间、魔王の敌意が蕩ける。
 そして、眼下で微笑みかける少女の姿、その肉体を、その笑顔を认识した瞬间、魔王の意识の全てが色欲に涂り替えられていく。
 
「あっ……はぁ……セリーネぇ……?」
 
 その瞳には、もう灭ぼすべき人类の姿も、导くべき魔族の姿も映っていない。
 ただ、淫靡に舌舐めずりする最爱の少女だけが、魔王だった女の全てとなっていた……。
 
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秘书

「素敌なコテージね」
 柏原爱理はそう言って叹息した。
「そうだろう。ここに来る客は、君が初めてだよ」
 大河原隼人は自慢げにそう言った。
 すらりと高い背、引き缔まった身体、そして最近上场を果たしたメイカーの代表取缔役とは思えない若さを涨らせた隼人は、文字通り时の人だ。このコテージも、见た目はログハウスのようだが、空调は整い、赘が凝らしてある。こんな静谧な森の中にコテージを建てるだけでも几らことやら。それに加え、この森一帯も隼人のプライベートスペースだというのだから、その资産家振りは并大抵のものではない。
 柏原爱理は、大手贸易会社の社长秘书である。さるパーティで二人は出会い、互いの歳が若いこともあって急速に亲しくなっていった。
「でも、ご家族はもう游びに来ているんでしょ」
 爱理が讯く。
 湖も近く、そこからの风が心地良かった。
「家族? 何を言っているんだ。家族は俺がここを建てたことすら知らないよ」
「まあ……」
 爱理は大袈裟に絶句した。隼人は既婚者である。子供も二人いた。それを承知で、爱理はこの若き経営者との仲を深めてきたのだった。
 そして、今日このコテージへも二人で来たのである。いわばこれは不伦旅行と言えた。
 隼人程の人物なので、いざという时には会社と连络が取れるようにはしてあったが、恐らくここに来ていることは谁にも告げてはいない。それでなければ、不伦が暴露されるリスクが高まってしまう。このコテージに来る以前にも、既に二人は密会を重ねていた……。
 隼人にとって、爱理は素晴らしい女だった。それはベッドの中においてもである。単に现在の妻と爱理とを选べといわれたら、迷わず爱理を选んでしまうであろう。隼人の中で爱理はそこまで大きな存在となっていた。
 ベランダから森や湖を见回している爱理の背に、男の手が触れる。女はそれに応えるように、小さな顔を巡らせ、妖しい瞳で男を见る。
「ふふ、なあに、その期待している目は」
 からかうように爱理は言った。
「いや、お腹空かないかと思って……」
「そうね。でも、料理は贵男がしてくれるの?」
「ああ」
 隼人の料理の腕はなかりのものだった。以前はよく妻の为に様々なものを作ったものだ。
 その腕も、今では爱人である女の为に活かされているのであるが……。
「ねえ、いいのよ远虑しなくても。ここにはわたし达しかいないんでしょ。若い男女が二人……ふふ、ねえ、言ってみてよ」 本文来自
 爱理は小悪魔的に嗤う。それがこの女の魅力の一つだった。
「な、何を……」
「分かっているでしょ。贵男の本当にしたいこと」
 爱理は男の首に両腕を回すと、そのまま顔を近付ける。そして、一瞬见つめ合うと、二人は唇を重ねた。
 湖畔の风が森へと渡ってゆく。
 木々が微かに揺れる。
 何処からか鸟の鸣き声がする。
 そして、そこに建つコテージでは、抱拥し合う男女……。
 女は唇を离す、男の耳元で嗫く。
「ねえ、言って。贵男の期待していること」
「うう……爱理、君と、したい」
「ふふ、何をかしら」
 はぐらかすように、爱理は讯いた。
「君を抱きたい。……セックスしたいんだ」
 擦れた声で、隼人は告白する。
「そう、わたしとしたいのね……セックス」
 爱理は最后の単语を区切るように言う。 copyright
 それに男の股间は否応にも反応する。
「あ、ああ」
「ここにわたしを诱ったのも、勿论それが目的よね」
「都会じゃ気兼ねしてしまうし。何时知り合いに见られるか分からない」
「そうね。それにこんな素敌な场所なら、もっと开放的な気分になれるわ。ここにはわたし达しかいないんですものね」
 緑滴る森と、青い湖に视线をやりながら、爱理は隼人の耳元で嗫く。
 そう、ここには二人しかいない。俗世间の喧噪を离れた森と湖畔に建つコテージには……。
 女は男から离れると、何とここが屋外のベランダであるにも関わらず服を脱ぎ出した。
 ごくりと咽喉を鸣らして、隼人は食い入るようにその姿を见つめる。
 爱理は视线を隼人から外すことなく、ゆっくりと焦らすように服を脱いでいった。
「さあ、贵男も脱いでよ」
 ピンクのブラとショーツだけになった爱理が言う。いそいそと、隼人は服を脱ぎ始めた。
「勿论、全部よ」
 木製の栏干に背を凭れさせたまま、爱理は魅惑的な下着姿でそう命じる。
 焦りながらも、隼人は全てを脱ぎ终えた。ほっそりとしているが筋肉质の逞しいい身体だ。そして、股间のものは既に硬く、反り返っている。
「ねえ、そのまま、来て……」
 爱理の方を见ると、彼女は隼人に背を向けて、ヒップを突き出していた。何时の间に脱いだのか、ショーツが足元に落ちている。露わな美尻を惜しげもなく隼人の方へと突き出して、肩越しに诱惑の视线を投げ挂けていた。
 ふらふらと隼人は爱理に近付くと、その括れた腰に片手を添え、もう片手で、ペニスの先端を女の秘所に宛がう。 内容来自
「そう、そこよ。そのまま进んで」
 女の言叶を合図に、隼人はそのまま腰を突き出しだ。
 ぬるりとした感触と共に、ペニスが女阴へと滑り込んでゆく。
「あぁンンっ、いいわ、来てるっ、隼人が入ってきてるわっ……」
 忽ち涌き起こる射精欲求を堪えながら、隼人は阴茎を根本まで挿し入れたのだった。
 日の高い湖畔と森のコテージ、自然に囲まれた外のベランダで、今男女が野生へと回帰しようとしている。
「ああ、爱理、行くぞっ」
 本能のまま、男は腰前后させ、女を贯き始めたのだった。


隼人と爱理の逢瀬は、勿论今回が初めてではない。
 二人はさる企业パーティで出会った。海外向けに商品展开を考えていた隼人は、さる商社の主催するパーティに参加したのだ。そには他にも複数の企业代表者や経営者が参加しており、その内の大手贸易会社の社长秘书が柏原爱理だった。 copyright
 仕事はそのパーティを切っ挂けにだけではないが、商社と提携しての海外输出も决まり、事业展开は轨道にのりつつあった。また、贸易会社社长とも知り合えたことで、输出入そのものや海外事情についても様々な面から知ることが出来たという収穫もあった。
 そして、あるいはそれ以上に彼にとって决定的だったのは、爱理との出会いだ。
 隼人には既に妻子がいる。隼人が今の会社を创业した当初から支えてくれた妻と子だ。それを自覚しながらも、未だ体力と精力のみなぎる若い隼人は、同じく若さと瑞々しさ、そして成熟した色香を併せ持つその社长秘书に惹かれていった。
 隼人の経歴はオープンになっているので、爱理が、隼人は既婚者であることを知っていた。それでも、若い男女は程なく、二人きりで密かに热い时间を迎えていた。
 爱理の肉体は、男を悦ばすあらゆるものが诘まっていた。そしてそのテクニックも并のものではなく、结婚前に女性遍歴の多い方であろうと自覚する隼人も、忽ちその虏となった。
 吸い付く绢のような柔肌。
 适度な弾力と柔らかさのある豊満な胸。
 括れた腰と引き缔まったヒップ。
 そして、繊细に蠢き、男自身に络み付く膣内……。
 逢瀬と肉体を重ねる度に、隼人は爱理に溺れてゆくのだった。
 しかも、大手贸易会社の社长秘书をしているだけに、爱理は事情通でもあった。隼人の事业にとってメリットとなる企业や人を绍介し、时には自らアポまで取ってくれる程だ。それによって、隼人のメイカーの収益と株価は益々上がっていった。 本文来自
 だが、隼人の仕事と性が充実していくのひ反比例して、隼人とその家庭は疎远になっていった。
 ある情交の后、ベッドの中でしどけなくしている爱理が、不意に隼人に讯いた。
「ねえ、最近奥さんとセックスしているの?」
 それは隼人をからかうような质问だった。彼は直ぐには返答出来ないでいた。
 隼人とその妻は、久しくセックスレスだ。子供が出来てからも、折を见ては夫妇の営みを持ってはいたが、隼人に爱理という爱人が出来てから、それも全くなくなってしまったのが実情だった。
「奥さんだと満足出来ないのかしら……。ふふ、可哀想ね」
 唐突に、隼人は爱理の唇を自分のそれで塞いだ。それは强引な口付けだった。同时に、男の手は远虑なく、豊満な女の乳房を鹫掴みにする。それだけで、事后の身体はまた热く欲情してくるのだ。
「んんっ……くちゅ、ちゅ……」
 二人の下が口腔内で络み合い、卑猥な水音を立てる。膨张し、反り返ってゆくペニスが、女の腹を叩いた。
「……あんっ。ふふ、さっきよりも兴奋しているよ? お腹に当たっているものが凄いことになっているわ」
 爱理は仅かに全体を上下させ、上に覆い被さっている男のペニスを腹で扱き始めた。
「今顷、奥さんは何をしているのかしらね。あら、また大きくなってきたわ。ふふ……」
 隼人のペニスが膨张してゆくのは、爱理の腹部に扱かれているばかりではない。妻のことを思うと、自分が今不贞行为をしているのだと否応なく思い起こすことになる。その背徳感が隼人を一层欲情させるのだった。
 爱理はそれを见透かしたように、时々隼人に自分の妻を思い出させることを言った。するとその思惑通りに、隼人は欲情し、それまで何度気をやっていようとも、爱理の身体へと没入していく。背徳感がスパイスとなり、爱人関係に拍车を挂けていた。妻に対する罪悪感を感じながらも、爱理は明らかに妻には求められない程の性的魅力を备えていた。隼人の头に妻の影が过り、爱理への欲情に涂り溃されてゆく。
「さあ、そろそろかしらね、裏切り者の社长さん」
 爱理が妖しく嗤う。
 腹部のペニスへの摩擦が激しくなる。
 隼人もそれに合わせるように、一心に腰を振り、怒张した热い阴茎を、女の腹に擦り付けた。
「さあ、もう限界でしょ。……イきなさい」
 诱惑の嗫きに、隼人は遂に女の腹にそのペニスを打ち付けるようにして、精を放っていた。
 そして、隼人は湖畔の避暑地にコテージを购入した。そこを爱理との新たな爱の巣にするために。
 コテージのベランダで、二人は后背位で交わっている。背后から男の刚直したペニスが、女を贯いていた。
「はンっ、はぁンンっ。凄く、激しいのね」
 脱ぎ散らかされた服が木製の床に落ちている。
 森の木々のざわめきよりも、热い二人の吐息がここには响いていた。
「ああっ、爱理っ」
 隼人は爱人の名を呼びながら、欲望のままに下半身を女の臀部に打ち付けた。膣内で阴茎が扱かれ、既に膨张したペニスは暴発寸前であった。
「ふふふ、本当に早いのね。そんなだから奥様にも饱きられちゃうんじゃない。社长さん」
 隼人が限界であることを感じて、爱理が可笑しそうに嗫く。
「お、俺には、今は君だけが……」
 切れ切れに言いながら、男は女のヒップ目挂けて腰を振る。乾いた肌と肌がぶつかる音、体液が入り混じる水音が湖畔に响いてゆく。
「まあ、可哀想な奥様。夫は他の女と不伦を愉しんでいるのに、自分だけ子供と帰りを待つだなんて」
 ぐりぐりと、爱理は腰を隼人の方へと捩じった。
「う……ぐぅ……」
 突然の反撃に、男は限界寸前の堰が切れそうになる。
「本当に悪い男の人。爱人との不伦のセックスがそんなに気持ちいいのかしら。奥様やお子様のことを忘れてしまうくらい」
 引き缔まったヒップを押し当て、膣内の阴茎を责め立てる。
 気持ちいいに决まっているだろう。爱理の肉体は极上で、そのテクも抜群だ。そこに不伦という背徳感がスパイスとなり、男は最早この快楽からは逃れられない。
「そんな悪い子にはお仕置き。さあ、イきなさい。それ、それっ」
 爱理は腰を捻り、更にヒップを押し付けてくる。阴茎を捉える膣内が収缩し、腰の动きと同时に扱かれた。
「あ、そんな、ああううううっっ――」
 湖畔に、男の闷絶した声が轰いた。
「あら、イってしまったのかしら。ふふ……」
 背后の男の动きが俄に止まったので、爱理は肩越しに隼人の方を顾みた。
 しかしそうしなくても、男の热い精がどくどくと爱理の膣内に注がれている感覚ではっきりと分かる。凄い量だった。爱理と交わった男は皆、まるで童贞であるかのように何度情交してもその度に大量の射精を缲り返すのだ。
 隼人は身体を痉挛させ、女の秘部から漏れ出て来る程の精を放出していた。脳天は快美感で痺れ、圧倒的快楽で今にも意识が飞んでしまいそうだ。阴茎が脉打つ度に先端から白浊が吐き出され、その度に快感が身体中を駆け巡る。无限にも思える悦楽のサイクルを味わった隼人は、すっかり身も心も爱理の虏だ。実际妻子がいても、今の隼人の头にはなかった。
「う、ぐ……」
 最后の一滴まで出し切ると、隼人の身体はふらりと后ろへ倾き、まだ硬さを保ったペニスが膣内から抜けた。栓が外れたかのように、どろりと白浊が女阴から零れ出る。隼人は倒れはしなかったものの、そのままベランダの床へとくずおれるように座り込んだ。
「はあ、はあ、はあ……」
 息が荒い。それ程までに心血を注いだ射精だったのだ。爱理との情交は何时もそうである。そしてそれがまるで麻薬のように病みつきになるのだ。
 隼人は暂く俯いたまま、顔さえ挙げられないでいた。下半身にはだらしなくペニスがぶらさがり、至る所に精がこびり付いている。しかし体力の消耗が激しいのか、まだ息が整わない。
 静寂の中、森からの风が湖へと吹いて行く。それが情事后の火照った身体に心地良い。
 鸟の鸣く声が闻こえてくる。
「それにしても、素敌な所じゃない。このコテージは正解だわ」
 爱理の声がした。彼女は息一つ乱している様子はない。
「静养にはもってこいよね。ねえ……」
 隼人は仅かに头を上げる。
 そこには自分を见下ろす女の姿があった。下半身は一糸身に付けることなく、白浊に汚れた秘部を耻ずかしげもなくさらしたまま、蛊惑的な笑みと共に、隼人を见つめている。
 その瞳に、隼人の头はまたくらくらとする。
「わたし、このコテージ欲しいわ。いいでしょ」
「あ、ああ……」
 擦れた声で、隼人は答えた。その愿いに反対はなかった。そもそもここは、二人の爱の巣として购入したものなのだ。
 すると爱理は身を屈め、隼人と同じ高さまで视线を下ろすと、その耳元へ口を寄せて嗫いた。
「ねえ、わたし、もう一つ欲しいものがあるの……」
 そのハスキーな声は、萎えていきそうな隼人のペニスを奋わせるのに充分だった。
「な、何が欲しいんだ……?」
 爱理はふっと息を吐いて、隼人の耳朶を擽る。隼人の背がびくんと震えた。
「贵男のカ?イ?シャ」
「そ、それは……」
 爱理の言叶に、隼人は狼狈した。会社を寄越せとはどういうことだろうか。
「なぁに、そんなに惊いて。贵男の会社、素晴らしい业绩よね。独自の技术を持ったメーカーだし、今でも研究开発をしているわ。でも、その资金の殆どが、内のグループの伞下から出ているのも事実よね」
「……ああ」
 爱理が勤务する大手贸易会社は、更に上位の财阀に属する。その财阀の一机関から、隼人のメーカーは融资を受けていた。
「だが、まだまだ独立を保っていたいんだ。それに、今后数年はそれを许可すると契约条项にもある。我々だけで开発したい商品も多数出ているし……」
「ええ、知っているわ。それに优秀な人材も揃っている。これからますます発展するでしょうね、隼人の会社は」
「なら……」
「だから、よ」
「え……?」
「贵男、これから一週间近くバケーションでしょ。勿论、このコテージにわたしと滞在する訳だけども。もう既に贵男がいなくとも、会社は机能するの。それに、融资先や人材のコネクションを提供したのが、殆どわたしだってことも忘れた訳じゃないでしょ」
「そ、それは……」
 确かにそうだった。今の优秀な人材、融资や必要な诸々は、殆ど爱理との関係から入手したものだ。最早彼女なしでは、隼人の会社の発展はなかったと言える程である。それに、爱理と知り合って以降、现场に身を入れることもなかった。人やカネ、物を集める社长业にこそ従事していたが、后は现场任せで、こうして爱理との逢瀬を愉しんでいるだけだ。
「だが、上场している訳じゃない。それに笔头株主は俺だ」
「もう、话が分からない人ね。だから贵男に頼んでいるんじゃない。……ねえ、これ见てよ」
 爱理が示したのは、スマートフォンだった。
 その画面に映ったものを见て、隼人は惊愕する。
「お、お前……」
「ね、分かったでしょう。どの道、贵男はもう逃れられないのよ」
 女は蛊惑的に嗤いながら立ち上がった。
 爱理の差し出したスマートフォン。そこには、快楽に染まり、腑抜けた顔のまま、しかし必死に腰を振るう隼人自身の姿が正面から撮られていたのである。
「これを奥様に见せてもいいのよ。大スキャンダルになるでしょうね。贵男は新进気鋭の実业家ですもの。週刊誌が挙って喰い付くのは明らかよね。そうしたら、社会人としても社长としても、一体どうなるかしら」
「く、くそっ……」
 悔しさの余り、隼人は歯轧りして爱人を睨みつける。蛊惑的な眼差しで、爱理は男の视线を何気ないように受け止めている。隼人のスキャンダラスな画像はこれだけではあるまい。今まで何度も爱理とセックスをしてきたのだ。もっとデータがあると见ていいだろう。バックアップもどれくらいあるか分からない。全てを回収するのは、不可能だ。
「お、俺をお払い箱にする気か……」 copyright
「そうね。今の会社の取缔责任者は下りて贳うかしら。でも、安心なさい。路头に迷わせたりはしないわ」
 爱理は男の前に君临するように立ったまま、スマホをちらつかせて言う。
「贵男の会社がわたし达のグループへの编入が决定した时点で、グループ企业の取缔役になって贳うわ。勿论、わたしとの爱人関係も続けさせて上げる。海外への栄転も希望すれば可能よ。そこでまた事业を起こしてもいい。どう、悪い条件じゃないでしょ」
「随分と待遇がいいな。何か裏があるんじゃないのか」
「たとえそうだとしても、贵男には选択権はないでしょ。まあ、破灭したいというなら别だけれども……」
 爱理はスマホをこれ见よがしに振る。
「くっ……」
 隼人は悔悟と憎悪の笼った表情を浮かべた。
「ふふ、いい顔ね。ねえ、仕事の话はこれでお终い。さっきから贵男の股间のものがまた膨れてきているわよ。これからはバケーションを愉しみましょうよ」
 女は先だってコテージの中へと入った。
 隼人は釈然としないまま、しかし女への憎悪と欲情を强く感じつつその后に従う。
 二人が辿り着いたのは、コテージの中の寝室。そこにはコテージには似つかわしくないダブルベッドがあった。
 爱理がその上に登り、仰向けになって手を伸ばす。
「さあ、来てよ。わたしに贵男の全てをぶつけてみなさい」
 妖艶に嗤い、瞳が挑発する。
 憎悪と欲情に下半身を热くした隼人は、獣のように爱理に圧し挂かった。
「あンっ、激しいわっ――」
 男の暴力的な行动にも怯むことなく、女は素早くペニスへと手をやると、そこを扱き始める。 copyright
「う、ううっ」
 男根が硬直し、膨张していくのとは逆に、猛り立った男は大人しくなっていった。
「そう、良い子よ。ふふ、男はここを握られるともう女の言いなりだものねえ」
 爱理は巧みな手捌きで、ペニスを扱いてゆく。指が裏筋を这い、爪が铃口を掘り、掌が阴茎全体を包み、擦る。
「ああ、ううっ……」
 闷え声を上げて、男が背中を震わせ始めた。
「一度出して、落ち着きなさいよ」
 男の股间で、女の手が闪いた。
「うおっ、おおおおっ――」
 牡牛のような声と共に、女の絶妙な手淫によって、隼人は直ぐに精を搾り取られたのである。
「ふふふ、いいかしら、この白いものが贵男の感情の块よ。感情が强ければ强い程、精も浓く、快感も强くなるの。直ぐに二発目を出したけれども、さっきバックで责めていた时以上の快感だったでしょう。憎悪も背徳感も、强い感情は皆射精の快楽に変わるのよ。わたしの手によってね」
 爱理はねっとりと手に付着した白浊をいやらしい仕草で舐め取る。
「さあ、来なさい。先ずはわたしとの契约をしましょうか。わたしの爱人を永远に続ける契约をね……」
 女の目が蛊惑的に光る。
 もう戻れないことを悟った男は、己が一个の欲望、剥き出しの本能へと変わってしまったかのように、女の中へとペニスを挿入していく。
「さあ、始めましょう。バケーションは长いわ。毎日とろとろにして上げる……」
 こうして、激しい憎悪も、仅かな背徳感も、强い悔恨も綯交ぜになって、隼人はゆっくりと时间を挂けながら、爱理という女によって挑発され、発情させられて、精虫一个になる程に、その身体によって精神までも溶かされていくのだった……。
(お前财産だけでなく、身体も感情も全てわたしのものよ、隼人。さあ、もっともっとわたしに溺れるがいいわ……)

(终わり)

 奈良岛礼司は、勤务先のビルに正面から入ると、ゲートに社员カードをスキャンさせ、上りのエスカレーターに乗った。始业までにはまだ若干の余裕がある。彼の勤める大凑贸易は、さる大手企业グループの伞下で、その名の通り海外との取引を手広く行う、大贸易商社だ。
 ふと、顔を挙げると、奈良岛の心臓が跳ねた。彼の数段前にある人物が乗っている。それは短めのタイトスカートから、黒のストッキングをまとった脚を伸ばし、同じく黒いスーツをまとった女性社员だ。その后ろ姿に、奈良岛は见覚えがあった。
 タイトスカートは、目の前の女性社员のヒップの轮郭を浮き彫りにし、フォーマルな服装だというのに、何だか淫靡だと奈良岛は思う。彼にスーツや制服に対するフェティシズムは特にないのだが、目の前にいる女性社员は、奈良岛にとっていわば憧れの存在だった。
 一目见た途端、奈良岛は柏原のことが気になって仕方がなかった。
 柏原には、様々な噂が飞んでいた。それは、実际噂の域を出なかったが、そのどれもが、奈良岛の心をざわつかせた。
 柏原爱理は、重役の爱人らしい。
 柏原爱理は、社长の爱人らしい。
 いや、同じグループ伞下の别の会社の取缔役と関係がある。
 また、最近勃兴してきた企业の、若手経営者の恋人である。等々……。
 彼女のことを気にするにつれ、そうした噂が自然と耳につくようになったのだ。
 その合同亲睦会で、奈良岛は柏原と二三话すことが出来、同时に连络先の交换をした。だからといって、奈良岛の方から连络を取る勇気も、また切っ挂けもなかったのだが。
 しかし、その后も社内で柏原を目にする机会があるにつれ、二人は目が合えば会釈するくらいの仲にはなっていた。そして时々、こうして勤め先が同じ者同士の会话もする。それだけで、歳甲斐もなく奈良岛は心が浮き立つのだ。
 确かに、柏原爱理はチャーミングである。なので、先のような噂が立つのも不思议ではない。逆に、恋人もいないと言われたら疑ってしまうくらいだ。
「でも、会计课主任も大変よね。社内の経理を一手に担っているんでしょう」
「まあ、これだけ大きな会社ですからね。株主総会等もありますし。监査法人や税理士事务所にもお世话になっています」
「へえ、じゃあ、奈良岛君に讯けば、会社の経営状况が分かってしまう訳ね」
「まあ、僕が任されているのは、一部ですがね」
「そんな、主任职にある人が谦逊して……」
 奈良岛は照れて返した。
「ところで、今度また他社间交流っていうのかな、パーティがあるんだけれども、奈良岛君も来ない?」
 そう言って、柏原はA4サイズの用纸を差し出した。そこには、ここから远くないホテルの中ホールで、様々な业种の企业との社员同士の交流も目的としたパーティ开催の旨が记されている。
「海外にシェアを求めたいけれども、その手段がない所もあるでしょ。我が社を通じて海外への贩路拡大に繋げてもらおうというのが目的なんだけれども、でも若い人同士の交流も大歓迎だから、余り重役のおじ様达は来ないわ。ねえ、どう、奈良岛君も」
「ええ、この日は特に予定はありませんし。出席しさせてもらいます」
「本当、よかった。じゃ、そう申し込んでおくわね」
 そうして、彼と彼女は互いの部署へと别れた。

パーティの当日、午后六时、奈良岛は会场であるホテルのロビーにいた。别に谁かを待っていた訳ではないが、开场は六时半である。时间を溃してるだけだ。
 ロビーは、大手のホテルだけあって、喧噪さえないものの、人々の出入りは激しかった。この时间にチェックアウトするものは少ないにしろ、今し方到着した客达がカウンターへと向かうのを何度も目にしていた。皆、フォーマルな服装で、外国人も多い。
 何気なく眺めていたロビーの光景だったが、奈良岛はふと一组の男女に目を止めた。
 それは、别にどうということのない、気にしなければ风景の一部として见过ごしてしまいそうな人物达であった。男は背の高い、白いものの混じった头髪を后ろへと抚でつけているスーツ姿の绅士然とした人物だ。そして女の方は同じくスーツ姿で、上着にタイトスカートである。二人とも一见亲子ほど年が离れているように见えるのに、まるで恋人同士のようにぴったりと寄り添っているのだ。无论、今日び歳の离れたカップル等珍しくもないが……。だが、よく见ると、二人は少し颚を引き、顔を下げていた。见られなくないのだろうか。いまから外出するとしても、男の方はサングラスまで挂けている。それが仮にブランドものだとはいえ、屋内で、そのスーツ姿にサングラスは、违和感を拭えない。
 しかしそれ以上に、奈良岛には女の方が気になった。タイトスカートで强调されたヒップライン……それには见覚えがあった。
(あの女は、まさか……)
 奈良岛の頬に汗が伝わる。空调は利いているというのに、口の中がカラカラだ。
 重役の爱人らしい。
 社长の爱人らしい。
 いや、同じグループ伞下の别の会社の取缔役と関係がある。
 また、最近勃兴してきた企业の、若手経営者の恋人である。
 奈良岛の脳裏に、今まで耳にした例の噂が反响する――。
 不意に、例の女がカウンターから顔を挙げ、后ろを振り返った。
 目と目が合ったかどうかは分からない。しかし、その顔は、化粧で雰囲気こそちがえど、明らかに奈良岛の憧れている人物だった。
(あれは、柏原爱理だ)
 二人がホテルを出て行くのを、奈良岛は呆然と见ていた……。 copyright

パーティが始まっても、奈良岛は気が抜けたようになって、壁の花と化していた。
 开场后三十分して、柏原爱理が到着したのが见えた。一时间ほど前、ロビーで见た时とは服装も化粧も违っている。本当にロビーで见たカップルの一人が、柏原かと疑ってしまう程だ。
 何だか居た堪れなくなり、奈良岛は柏原に気づかぬ振りをして、会场を出ようとした。
 彼の心は闷々としていた。まるで初恋に破れた青二才のような心地だった。社长秘书なのだ、自社他社问わず重役や、取缔役に会う机会も多いだろう。そこで见初められる可能性も少なくはない。勿论、例えば男に妻子がいれば、それは伦理的に问题である。だが、色を好むのもまた男の本性なのだ。それに、柏原はとてもチャーミングだから……。
 会场を出た所で、そんな风に悩んでいると、ケータイが鸣った。
「――!!」
 柏原爱理からだった。
 咽喉を鸣らし、ゆっくりと彼はケータイの通话ボタンを押す。
『もしもし、奈良岛君?』
 ケータイの向こうから、憧れの声がした。
「も、もしもし……」
『あ、奈良岛君。今何処にいるの?』
「その、开场の出口に……」
『え、もう帰るの?』
「はい、ちょっと……」
 しばし沈黙が下りる。
『ねえ、奈良岛君……』
 ケータイの向こうから声がした。
「はい、何か……」
『ちょっと、时间くれる。お话ししましょう』
 そう相手は言うと、こちらの返事も待たずに通话が切られた。
 そして数秒后、今度はメールの着信音が鸣る。
 そこには……。

    今から、このホテルの2034号室へ来て下さい。
                     爱理

 とだけ书かれていた。

奈良岛の脚はふらふらと动き、彼は気がつくと2034号室の前にいた。
 ここに来る気がなかったといえばウソになる。しかし、来ることに戸惑いを持っていたことも确かだ。ホテルの一室で、憧れの人と……。
 いやいや、过度な期待はしてはならない。彼女にはもう恋人もしくは爱人がいるのだ。自分みたいは者が今更相手にされる訳がない。大方、今日の目撃を谁にも言わないでくれとかいう话だろう。それをネタに强请ろう等という気持ちは、奈良岛にはさらさらなかった。ただ、甘酸っぱい丧失感だけが彼の心に広がっていた。
 数回、ノックする。
 返事はない。
(早く着き过ぎたかな)
 そう思った时だった。
「ごめんなさい、呼び立てて」 内容来自
 廊下の向こうから、柏原爱理が小走りに近付いて来た。
「今、开けるわ」
「え、ここでいいですよ」
 奈良岛は远虑気味にそう言った。
「立ち话もなんだし、いいから入ってよ」
 ドアのロックが解除される音が响くと、柏原爱理は奈良岛を押し込むように、室内へと入れた。
 室内の明かりが灯される。中はチェックインしたばかりのようで、スーツケースも闭じられて、部屋の隅に立て挂けられていた。ベッドもきちんとメイキングされ、その上で寝た様子はない。
「何ぼうっとしているの。とにかく座ったら」
 あらぬ妄想に耽っていた奈良岛は、女の声にはっと我に返る。
 促されるまま、彼はソファに座った。
「何か饮む?」
「い、いえ、特には……」
「そう」
 彼女は备え付けの冷蔵库からミネラルウォーターのペットボトルを取り出すと、グラスに注ぎ彼の前のテーブルに置いた。
 そして柏原は上着を脱ぐと、ワイシャツとタイトスカートのまま、テーブルを挟んで奈良岛の正面向かいに座る。彼女の手には、シャンパンのグラスがあった。
 微细な泡がその中で弾けている。
「ねえ、今日のパーティ、楽しくなかったの?」
「そ、そういう訳では……」
 奈良岛は言い淀む。
「じゃ、何で直ぐに帰ろうとしたのよ」
「そ、それは……」
 彼は柏原のことが真っ直ぐに见られない。
「奈良岛君、あたしに変な远虑してるんじゃない?」
「え、远虑なんて……」
 柏原は叹息する。
「ねえ、奈良岛君、贵男、あたしについて色々噂を耳にしていると思うけれども、何処までが本当だと思う?」
 奈良岛を正面から见つめ、柏原は讯いた。
「何処までって……」
「全部……まあ、殆どが本当よ」
 きっぱりと、柏原は言った。
「――ッ」
 奈良岛は言叶が出なかった。重役や社长、また他者の経営者とも、彼女は深い関係にあると公言したのだ。
「どう、ショックだった? あたしのこと軽蔑した。そりゃあ、妻子ある男性との関係は不伦だもの、道徳的にはご法度よね。でも……」
 柏原はシャンパンのグラスに口を付ける。
「……でもね、男と女って不思议なものなの。一筋縄ではいかないのよ。分かるかしら。そう、贵男が夕方ロビーで见たのもあたしよ。一绪にいたのは贵男も知っているうちの会社の重役。彼には奥さんも子供もいるわ。でも、悦びや幸せって、人それぞれでしょ。あたしは求められることに悦びを感じるのよ。别に相手の家庭を壊そうなんて思っていないわ。おカネの为にやっているのでもない。求められると、あたしは燃えるのよ……」
 そして、彼の両頬を掴むと、自分の方へと奈良岛の顔を引き寄せ、その唇にキスをしたのだ。
「んんっーっ」
 奈良岛の口腔内に、シャンパンが流し込まれる。それは女の唾液と混ざったせいか、仄かに甘く感じられた。
 奈良岛がシャンパンを饮み切ると、女は口を离した。
「――んっ、はあっ、げほっ、と、突然何を――」
「あら、キスはお嫌いかしら。それとも、奈良岛君、恋人がいるの?」
 咽ぶ奈良岛とは対照的に、何ごともなかったかのように、柏原は讯く。
「い、いませんけれど……」
 もごもごと奈良岛は答える。
(キ、キスをしてしまった。それも、彼女の方から――)
「ふうん……。ならいいじゃない。乙女でもあるまいし、谁に惮ることもないでしょう」
 彼女はそのまま、奈良岛の隣に腰挂ける。
 肩や腕が密着する。
「ねえ、どうだったかしら、あたしのキス?」
「そ、それは……。とっても、素敌でした」
「そう、嬉しいわ。……それで、奈良岛君は、あたしのお尻のどんな所が好きなの?」
「えっ!?」
「いいじゃない、教えてよ」
 彼女の左手が、奈良岛の右の腿を擦る。
「そ、それは……、形とか、引き缔まった感じとか……」
 赤面しながら、彼は答えた。
「へえ、でもお尻を褒めてくれた人って初めてだわ」
「……」
「ねえ、见てるだけじゃなくて、触ってみたいとも思わない、あたしのお尻?」
「もう、案外焦らし上手なのかしら。ホテルの部屋で男女がすることと言ったら、一つに决まっているじゃない……」
 柏原は、奈良岛の腿から手を离し、そのまま男の股间を指先で軽く擦った。
「ふふ、ほら、ここは分かっているみたいよ。ねえ、素直になって、そしてその口から闻きたいわ。贵男の本心……」
 蛊惑的な瞳が奈良岛の脳髄を射る。そして、その中の牡を刺激する。
 女の唇や瞳が、濡れたように艶めいて光っている。
 それに対して、奈良岛の口はカラカラに乾き、唾液も出てこない。だが、下半身と脳内では、ある一つの言叶を彼に言うよう迫るものがあった。
 そして、遂に――。
「か、柏原さんが、欲しい……」
 その言叶を闻いた瞬间、女の顔が昂扬する。妖艶な色が、その美貌を染め上げる。
「ええ、いいわ……」
 蕩けそうな声でそう言うと、彼女は奈良岛の手を取ってソファから立たせ、ベッドへと导いた。

「シャワーはどうするの?」
「が、我慢出来ません……」
「ふふ、分かったわ」
 女は后ろを向くと、ベッドに肘を突いた。形のよいヒップが奈良岛の前に突き出される。
「ねえ、いいのよ。好きなだけ触って……」
 女の甘美な诱惑に抗う必要もなく、彼は両手でゆっくりとタイトスカートの上からヒップを抚で回した。
「ううン……。いやらしい手付き」
「ああ……」
 梦にまで见た社长秘书のお尻に触っていると思うだけで、奈良岛は达してしまいそうになる。しかし、下腹部に力を込めて、尿道へせり上がって来るものを何とか堰き止める。
「あぅ、上手ね奈良岛君。……いいえ、礼司。あたし达は、今だけ恋人同士よ。だから下の名前で呼び合いましょう」
「わ、分かりました、爱理さん……」
「そうよ。もっと、じっくりと触って……」
 円を描くように、スカートの生地の上から礼司は爱理のヒップを堪能する。弾力があり、适度な肉感だ。円みを帯びた轮郭は、彫像のように理想的な形だと思う。
「ねえ、そろそろ、脱がせてよ」
 礼司の心臓が跳ねる。
 爱理はスカートの侧面にあるジッパーを下ろす。そして、礼司にスカートを脱がすよう指示する。
 それにしたがって、礼司はスカートをゆっくりと下へと脱がしていった。
 ぱさりと音を立てて、スカートが床へと落ちた。
 礼司はまた咽喉を鸣らす。彼の眼前には、白いショーツを穿いた、桃色の臀部が露わになっていた。
「まだよ。まだ脱がすものがあるでしょ」
 振り返って女が言った。
 ショーツも脱がせということか。
 礼司は紧张に震える手で、ショーツのサイドに指を入れると、そのまま引き下げる。
 臀部の中央に走る割れ目と、女の秘穴が礼司の视界に飞び込んできた。
「どう、礼司も準备万端みたいだし、そのまま后ろから挿入(いれ)てみる?」
 形のよい美尻を振りならが、爱理は言った。
 こくんと礼司は颔くと、そのままズボンを、そして下着を下ろし、赤黒く反り返ったペニスを露出させる。深く深呼吸すると、手を添えて、ペニスの先端を秘穴へと宛がう。
「アナルじゃなくて、膣の方にしてくれないかな」
 女の要望で、彼はペニスの位置を少し下にずらした。
「そう、そこよ。いいわ、そのまま、来て――」
 爱理の言叶を合図に、礼司はそのまま女阴を一気に贯いた。
「ンンッ、あああっっ、来るっ、来てるわっ――」
 女の娇声が上げる。男もまた、膣壁に肉茎が擦れる际の强烈な刺激を味わい、言叶も出ない。
「ああっ、あああっっ」
「さあ、突くのよ。腰を动かしてっ。これが贵男の望んでいたことなんでしょうっ」
「ああっ、爱理、爱理ぃっ――」
 我武者罗に男は腰を振り、前后に抽送运动を缲り返した。円みを帯びた弾力のある臀部が男の腰に当たる。しっかりと両手でヒップを掴み、その感触を味わいながら、礼司は本能のまま、后背位で女を贯き続ける。
「ンああっ、いいわっ、もっと、もっとよっ。休んじゃダメ。雁首であたしの膣内(なか)を抉って――」
 淫猥な女の要求に応えるように、礼司は腰を女の美尻へと打ちつける。汗が飞び散り、结合部から溢れ出た爱液が床へと滴った。 本文来自
「う、ぐ、うぐぉおおおっっ――」
 吼えるような娇声を上げて、男は女を突き上げる。男の芯に电撃が走り、それが脳天まで直撃するかのようだ。それは官能の电流だった。性感神経を焼き尽くす圧倒的な快美感が、礼司を袭う。それでも、牡の本能に従い、彼は女を背后から突きまくった。
「やンっ、ああンっっ、た、逞しいのが、あたしの中で大きく、は、激しっ、くはぁああンンンっっ――」
 女の娇声に励まされるように、礼司は更に力强く爱理を贯いた。
 ゾクゾクと背筋に快感が走り、もう立っているのもやっとだが、まだまだ牡の本能は満足していない。一匹の牡となり、礼司は肉茎を女阴へと突き入れる。
「い、イイわっ、贵男、逸材よ。はぅンンっっ」
 女は美尻を突き上げた。突然の刺激に、限界寸前だった欲望の堰が切られる。
「あぐっ、あ、爱理、お、俺もう……」
「いいわ。出して。最后の一滴までしっかり出すのよっ」
 下腹部の奥から、热いものが込み上げてくるのを、礼司は止めることが出来なかった。
「あぐっあうううっ、爱理っ、あいりいいぃっっ――」
 快感に耐え切れず、きつく目を瞑り、背を后方へと仰け反らせて、しがみ付くように美尻を掴みながら、礼司は女の名と共に果てた。
 今まで感じたことのない、鲜烈な快感だった。

最后の一滴まで搾り出し、礼司はようやくペニスを女阴から引き抜く。その际大量の白浊がごぼっと零れ落ちた。凄い量を出したのだと男は改めて认识した。
「はあ、はあ、はあ……」
 男はふらふらと歩き、そのままベッドへと崩れ落ちるかのように倒れ込む。
「どうだった。憧れのあたしのお尻は……」
「あ、ああ。最高だよ……」
 掠れた声で礼司は言った。
「ねえ、あたしと取引しない」
「取引?」
 唐突な言叶に、礼司は怪讶さを感じる。
「そう。あたしのことを気に入ってくれたなら、好きな时に、また同じように好きなことさせてあげるわ。その代り、経理の资料を见せて欲しいの」
「そ、それは……」
 会计课の主任である礼司なら、大抵の资料を见る権限が与えられていた。だが、その中には、同じ社内の人间であろうとも、漏らしてなならない资料も含まれている。恐らく爱理は、そうした类の资料を见せろと言っているのだろう。
「礼司に迷惑は挂けないわ。コピーもしない。写真になら撮るかもね。……ねえ、悪い提案じゃないと思うけれど」 本文来自
 礼司は黙り込む。それは社内规定に反する。もしばれたら惩戒処分ま免れないだろう。だがそれは、资料を见せろと要求した爱理も同罪である。しかし、相手は社长秘书で重役に爱人を持っているという。その繋がりでどうにでもなるのだろうか……。
「ダ、ダメだよそれは」
 彼はしばらくして拒否を示す。
「そう、ならもういいわ。これでお终い。早く出てって」
 礼司に背を向けて、女は冷たくそう言い放った。
「え……」
 礼司は女の豹変に困惑する。
「何よ。これでもうお终いなの。恋人ごっこは终わりよ。早く出てってくれない。奈良岛君」
「そ、そんな……」
 礼司は泣きそうな声でそう言った。
 女は振り向こうともしない。ただ黙って、男が退室するのを待っているだけのようだ。
 礼司の目の前には、憧れた美尻がある。それを触れて、そしてそのまま挿入、射精まで出来て、素晴らしい体験をさせてもらった。しかし、それで満足した訳では断じてなかった。宁ろ一度女の心地良さを知ってしまったことで、ヒップばかりか、柏原爱理という女性自身に対する欲求が涌いてきたのだ。それが、にべもなく追い出されようとしている……。
 礼司はしばらく、形の良い女の美尻を见つめていた。
 先程堪能し、そこから女阴へと欲望を吐き出したのだ。
 あのめくるめく体験は忘れがたい。
 ごくりと、礼司は唾液を饮み込む。
 そして――。
「分かった」
 返事をした。
「僕の恋人を続けてくれ。その代り、君の言うことは何でもするよ」
 意を决して、そう断言する。
「……」
 しばしの沈黙に、礼司は冷や汗を禁じ得ない。
 すると、女が寝返りを打つように振り返った。
「なら、契约のサインが欲しいわ」
「サイン?」
 爱理の言叶を理解出来ず、礼司はまた困惑する。
 爱理が距离を诘めた。热い吐息が礼司の頬に挂かる。
「そう、贵男の肉のペンで、白いインクを使って、あたしの身体にサインをするの。それで取引完了よ」
 ベッドの上の男女は、下半身こそ露出していたが、上半身は着衣のままだった。爱理は下半身を男へと押し当てる。ぐいぐいとした圧迫と、女阴部の複雑な刺激に男根はみるみる内に膨张してゆく。
「ほら、下の唇で贵男のアソコにキスして上げる。ほら、ほらほら」
 阴唇のキスに、阴茎は怒张し、反り返っていった。
「ふふ、これでペンの準备はいいわね。インクも充填されているでしょう。后は――」
 女は阴茎に手を添えると、そのまま先端を女阴の口へと近付け、一気に腰を突き出した。
「うあああっ」
 娇声を上げたのは男の方だった。いきなりの快感に、背筋が一斉に立つ。
「あたしの膣内に贵男の白いインクでサインするのよ。それで契约は成立。あたしの身体は贵男のものになるわ」
 女は激しく腰を振り、膣内を窄める。男の精を无理矢理搾り取ると同时に、激しくも鲜烈な快感を、男の芯へと注入していた。
「あ、ああっ、爱理っ、あいりいいいっ」
 女の与える快楽に翻弄され、男は太刀打ちできず、女の名を叫ぶなかりである。
「いいわ、その调子よ。我慢せずに出しなさい――」
 女がひと际大きく腰を突き出した。
 膣襞が肉茎全体を络め取り、扱き上げる。
「うがあああああっっ」
 ケダモノの咆哮を上げて、男は女の技に屈した。
「はうっ、ふふ、出ている。ああンっ、热いの、あたしの中でどくどく出ているわ。……これで契约成立よ、礼司」
 射精后敏感になっていたペニスを强制的に刺激され、さっき以上の精を礼司は爱理の膣内へと放っていた。
「この快楽が何度も味わえるのよ。あたしの言うこと闻く価値があるとおもわない……」
 爱理の问いに、礼司は无意识に颔いていた。
 こうして、奈良岛礼司は、社长秘书?柏原爱理の肉体に溺れ、その奴隷となった。
 彼は爱理の求めるままに、极秘の経理资料を提供した。
 そしてその见返りとして、肉体の快楽を与えられるという、烂れた関係を続けてゆくことになる……。 

 (おわり)

「お、お愿いだ……」
 额が床に付く程に、男は土下座をしていた。しかも、全裸である。引き缔まった身体は既に汗に濡れている。また、外からは见えないが、その股间の物は既に盛大にいきり勃ち、脉打っているのだ。
 低头する男の前にはベッドがあり、そこには女が座っていた。
 耻じらいも惜しげもなく、美しい形の豊満なバストを晒したトップレス。そして下半身は黒いレースのショーツとストッキング、そしてそれを腰で止めるガーターベルトに彩られている。
 流れるようにウェーブの挂かったブラウンヘアーは艶やかで、薄い部屋の光を受けて仄かに辉いて见える。
 そして切れ长の目で、ふっくらとした唇を蔑むように歪ませながら足元の男を见下ろす。
「もう限界なの? 散々わたしの身体をオカズにしてオナニーしたじゃないですか。大病院の理事长先生ともあろう方が、ふふふ……无様ですね」
 女の侮蔑の言叶にも、男の性感は反応し、ペニスはビクビクと震える。そう、男は最早女の言叶だけで感じてしまうのだった。
「それに、お愿いをするのなら、それ相応のものを差し出して顶かないといけませんよ」
 女の切れ长の目が妖しく光った。
「先生の病院、わたしに下さらないかしら」
「うう、それは……」
 男は顔を挙げる。それは泣き出しそうなくらい苦闷でくしゃくしゃだった。大の男の贯録は何処にもない。

   ☆

 男――高下新(たかした あらた)は、医疗法人高下会の运営する高下病院の若き理事长を务めており、自分も现役内科医として医疗の现场に立っていた。経営にも医疗にも高い评価のある新は、病院のスタッフからも、また患者からも好感を持たれており、また同业者からもその経営手腕等に関しては尊敬すら集めていた。妻子がおり、妻もまた高下会の病院で医师を务めている。夫妇仲が不穏だという话はなく、パーティ等にはよく夫妇そろって参加する姿が见られていた。 内容来自
 しかし、そんな好人物である新にも公には出来ない部分があった。
 それが、目の前の女――柏原爱理との関係である。
 爱理は多くの産业を伞下に置く财阀グループの一企业?大凑贸易の社长秘书だ。新とはその贸易会社と同グループの商社が开催するパーティで出会った。その商社は、医疗関係の器具も取り扱っており、高下会とも取引があったのである。
 一目见るなり、新は爱理の虏になった。実は新は无类の女好きなのである。女性に対する姿势は绅士的かつスマートなのだが、院内のナースを始め医疗事务员でも新が手を付けた职员は少なくない。ハンサムで好人物な新の绅士的な振る舞いに、女达は自分自身を许し、决して新との関係を口にしようとはしなかった。自分だけの理事长先生という幻想が、彼女达の口を塞いでいたのである。
 密会して二度目に、新は爱理とベッドを共にしていた。场所は普段は病院でも个人でも使うことのない、しかし高级なホテルである。
 魅力的な女との戯れに、新の心は高鸣っていたが、一つ思いがけないことがあった。
 爱理は新にとって、魅力的过ぎたのだ。その肉体、そしてベッドでの性のテクニック、どれもが新には体験したことのない素晴らしく魅惑的で、危険なものだった。
 新は忽ち爱理に溺れた。
 爱理との密会が済んだ后、新はまるで思春期の少年のように、密かに自慰をする习惯を持った。勿论、妄想の相手は爱理である。直ぐにまた会いたいと爱理に连络を入れたが、仕事が多忙であると断られてしまう。また、自分も理事长という身であり、业务には常に忙杀されていた。仕事が立て込み、疲労が溜まると、何时もならお気に入りの爱人を连れ立って密かなデートを行っていたのだが、最近は独りでこっそりと自分の刚直した股间のものを握るのだった。
(ああ……、爱理、爱理、爱理ぃいいいっっ)
 女との热い情交の记忆を呼び覚まし、新は自分のペニスを扱く。そして记忆の中の女へと注ぎ込むかのような错覚と共に、谁もいな私室で、医师であり理事长である男は、虚空へと白浊をぶちまけるのだった。
 爱理への思慕と欲望が限界まで募っていた时、不意に彼女から连络があった。新はスケジュールを死にもの狂いで调整し、爱理と会う时间を作り出した。逢瀬の场所も爱理が指定したホテルで、偶然なのか相手が気を利かせたのか、新とも高下会とも余り縁のない所だった。指示された部屋に向かうと、女は出迎えてくれた。爱理に迎え入れられて部屋に入った瞬间、新の欲望は爆発しそうになった。しかし、女は凉しい顔でそれを受け流し、まずは座って卓上に用意された酒类を振る舞った。
 新は涌き上げる欲望を抑え付けるように、グラスに注がれたウイスキーを一気に饮み干したのだった。
 热く焼けつくような液体が咽喉を通り过ぎると同时に、身体の芯が火照り、奥底から热いものが竞り上がってくるのを新は感じた。
「ああ、爱理……、俺はもう……」
 热い吐息と共に、新は言う。
「ふふ、沢山连络をくれましたものね。そんなにわたしに会いたかったのですか」
 蛊惑的に微笑んで、爱理は言った。
「また、俺と一つに……」
「今回はお仕事のお话をさせて下さりませんか」
 唐突に爱理は言った。
「え……」
「わたしの所属している会社のグループ企业で、医疗関係の産业があることはご存じですよね。贵男の法人とも取引がありますし」
 困惑する男に构わず、爱理は続ける。
「我が社の系列企业も医疗事业への进出を図っているんです。その为の足挂かりとして、既にある医疗法人を伞下に加えることが确実性が高いと判断されましたの。ですから――」
 女は男の间近にまでその顔を近付ける。
 男の心臓が更に高鸣った。
「理事长先生の高下会を、我が社のグループに下さらないかしら」
 そして女の手が軽く、既に限界まで反り返った男の股间にズボンの上から触れられたのだ。
「うぐっ……」
 电撃のように走った刺激に、男は堪らず身体を屈める。
 オーダーメイドのズボンの生地に黒い染みが涌いた。
「ふふふ……」
 爱理は新から离れると、ゆっくりとスーツを脱ぎ出す。衣擦れの音がはっきりと室内に响く。しばらくして、女は魅惑的なランジェリー姿になった。そして、繊细な刺繍の黒いブラを取り外すと、形の美しい乳房を露わにして、ベッドへと座る。
「高下会は巨大财阀グループの伞下になるんですよ。悪い话じゃないでしょう」
 不敌な笑みと共に、爱理は髪を掻き上げた。
「うう、だ、だが……」
 呻くように、新は言う。
「だが、何です?」
 视线を男から外さぬまま、爱理は讯き返す。
「そんなこと、简単に出来る訳ない。理事会にも挂けなければ……」
「そこをどうにかするのが、理事长先生のお仕事でしょう」
 ゆったりと寛ぐように、女は言った。
「亲族経営で継いだ法人の理事会もまとめられないようでは、どの道高下会の先は暗いわねえ」
「う……」
 きらめく夜景を背景にして悠然と构える女の艶姿に、新は目を逸らすことが出来ない。この女が自分が経営する医疗法人を乗っ取ろうとしているつもりだと分かっても、男の本能は依然として女を求めているのである。そして、渇望する女は目の前にいるのだ。
「そういえば、先生の甥も理事の一人ですよね。ふふ……」
 爱理の目が妖しく光る。
「甥っ子君と、仲良くなっちゃおうかな。优秀みたいだし、中々のハンサムよね」
「そ、それはダメだ!」
 思わず语気を荒げ、新ははっとしたようなり、狼狈した。
「いや、その……」
「ふふふ、わたしが他の男の人と仲良くなるのはお嫌かしら」
 女は両腕を胸の下で组み、豊満なバストを强调する。たわわな双乳がふるんと诱うように揺れた。
「でも先生がわたしの申し出を决断なさらないと、仕方ないじゃありませんか。そう、お决めになるだけでいいんです。高下会をわれわれの伞下に下さると。勿论、経営は先生ご自身に引き続きお任せするつもりですよ。それに……」
 爱理は身を屈め、顔を新の方へと突き出す。胸の谷间が深く刻まれ、その光景が新の视界を撃った。
「欲しいんでしょう……わたしのカ?ラ?ダ」
 嗫くようなその言叶に、男の肉体は激しく反応し、精神は动揺する。先程から床にへたり込むように座り、女を见上げるような姿势だった新の全身が粟立つように震えた。そして、股间のものが更に头をもたげる。
「ずっと我慢していらしたのよねえ。わたしのことを思って何度も何度もしたんでしょう……」
 爱理はまた嗫くように声を低め、
「オ?ナ?ニー……」
 と男の耳元で言った。
「うう……」
 新のペニスが腹に付くほど反り返る。
 堪らず、新は身を更に屈めた。
 そう、何度も何度も、した。想像の中で爱理のことを思い浮かべては、その手で自分の阴茎を扱いたのだった。自涜の快感が身体を駆ける度に、新は爱理への慕情と欲情を募らせていった。自慰を缲り返す程に、新は会えぬ女に自ら溺れていったのだった。
 流れるようにウェーブの挂かったブラウンヘアーは艶やかで、薄い部屋の光を受けて仄かに辉いて见える。
 そして切れ长の目で、ふっくらとした唇を蔑むように歪ませながら足元の男を见下ろす。
「もう限界なの? 散々わたしの身体をオカズにしてオナニーしたじゃないですか。大病院の理事长先生ともあろう方が、ふふふ……无様ですね」
 女の侮蔑の言叶にも、男の性感は反応し、ペニスはビクビクと震える。そう、男は最早女の言叶だけで感じてしまうのだった。
「それに、お愿いをするのなら、それ相応のものを差し出して顶かないといけませんよ」
 女の切れ长の目が妖しく光った。
「先生の病院、わたしに下さらないかしら」
「うう、それは……」
 男は顔を挙げる。それは泣き出しそうなくらい苦闷でくしゃくしゃだった。大の男の贯録は何処にもない。
「どうするんです? 悪い话ではないでしょう。大手企业の伞下になるだけのこと。理事长に相当する地位を约束して差し上げます。それとも、もっと素直な若い坊やに頼んだ方がいいかしら」
 そして爱理は嗤った。
 新の全身が热くなる。それは嫉妬が、それとも欲情か、あるいはそうした感情と本能の诉えが綯交ぜになった混沌としたものだ。それが下腹部の奥底から涌き上がり、新を駆り立てる。
「……分かった。君の条件を饮もう」
 新は顔を挙げ、女を见上げながら言った。
 満足げに爱理は微笑む。その笑みに、男の本能は刺激され、全身が震える。もう我慢出来そうにない。
「ふふふ……、嬉しいわ先生、やっと素直になって下さって」
 女は手を伸ばす。男はその手を取って立ち上がった。怒张したペニスがひくひくと动く。
「もう身体の準备は万端みたいね。さあ、ベッドに上がって下さい」
 女に诱われて、男はベッドへと上がった。
 夜景が照らし出す中、男女二人の影は次第に一つに重なっていく……。

   ☆

「何処でも好きな所に、キスしていいですよ……」
 甘い吐息と共に、女は新の耳元でそう嗫く。
 新は细い女の肩を掴むと、荒い息を抑えながら、露わになった女のふくよかな胸、片方の上乳に口を近付けた。
「ふふ、先生もおっぱいが好きなのね。いいわ。ねえ、もっと、もっと吸ってぇ……」
 爱理の悩ましげな声に促されて、男は乳首を口に含んだ。
「はぁンっっ」 内容来自
 舌先でこりこりとした乳首を転がす。そして唾液が溜まるのも构わずに、まるで母乳に缒る赤ん坊のように新は爱理の乳房を吸い始めた。
「はぅンンっ、うぅンっ……。ふ、ふふふ、凄い吸引力、まるで大きな赤ちゃんみたいですね。そんなにわたしの胸が美味しいですか」
 ベッドの上に座ったまま、二人は対面して抱き合う格好である。新の头は爱理の胸の位置にあり、その顔を豊乳に押し付けてバストにむしゃぶりつくようにして乳房を吸っていた。女は包容力豊かに新を受け入れているが、しかしその瞳は妖しく光、口元は意味ありげに微笑んでいる。
 そして、爱理には见えないが、男の阴茎の先からは、先走りの液が滴りシーツに渗んでいるのだ。
「んふぅー、んふぅー」
 鼻孔を膨らませながら、新は乳房を吸う。それは、未だ出ない母乳を求めているかのようである。
「ふふふ、そんなに吸っても、ミルクは出ませんよぉ」
 男の头部を抱きながら、女はくすぐったいのかもぞもぞと身体を动かす。すると爱理の膝が、男のペニスを掠めた。
「――っっ」
「あら……ふふふ……」
 男の全身が俄に痉挛し、乳房の吸引が止まった。新の身体は硬直したように固まり、次第にびくびくと震え始める。
「ちょっと膝が当たっただけなのに、もう限界だったのかしら」
 面白がるように爱理は嗫く。
 敏感になっていた男の急所は、爱理の膝が掠めただけでその刺激に耐え切れず遂に决壊してしまったのだ。白浊がどくどくと溢れだし、シーツを汚していく。
「わたしのお乳を吸いながら射精するのは、どんな気分です。気持ちいいかしら、それともこんな状态で漏らしてしまって耻ずかしいのかしら。ふふ、白いものを出したのは大きな赤ちゃんの方でしたわねぇ……」
 射精が続く中、新の顔は女の乳房へと押し付けられていた。
 长い精の放出が済むと、新は顔をようやく爱理のバストから离す。男の口元と、ぷっくりと勃った女の乳首との间に唾液が糸となって引かれ、ぷつんと切れた。
「まあ、何その顔……」
 放心したような表情、唾液に涂れた口元の新の顔を见て、爱理はくすくすと嗤う。さっきから爱理には嗤われっぱなしだなと、ぼんやりと新は思った。しかし、女の嗤い声が耳朶を擽り、牡の本能を呼び覚ましていく。
「立派な理事长先生がそれじゃあ形无しですね。先生が気持ちよくなればなる程、そうやってだらしないお顔になってしまいますよ」
 男の手が离れた隙に、爱理はそう言いながらショーツを脱ぎ始める。ガーターベルトの上に穿いているので、苦もなく腰から脚へとレース地の黒い下着は下りていく。
 ショーツの行き先を视线で追うように、新は爱理の行为に钉付けになる。
「ふふふ……」
 女の嗤い声が部屋に响く。
 男は兴奋で身体を热くし、女の悩ましい肉体と行为に胸を高鸣らせていた。それは强烈でありながらも甘美なときめきに似ている。爱理を求めてやまない気持ちが强くなり、手が思わず伸びる。精を吐き出しはばかりだというのに、新の股间は既に怒张しているのだ。
「ふふ、可爱い理事长先生……」
 女はふうっと吐息を新の顔に挂ける。甘い爱理の息が、新の鼻孔を擽る。それだけで脳が蕩けてしまいそうだ。目の前に爱理の顔がある。その唇が男の耳もとへと近づき、嗫く。
「ねえ、先生。先生の欲しいものは何かしら」
 擦れた声が男の中の牡を刺激する。
「う……あうう……」
 ゾクゾクとした快感が、男の背を駆け上った。
「ねえ、どうなの……」
 新の耳元に女の吐息が挂かる。
 すると忽ちビクビクと新の全身が痉挛したように震える。
「ああっ、あふううっ」
 言叶にならない呻き声が、男の口から洩れた。
 爱理は身体を新に密着させ、男の怒张したペニスに自身のショーツを被せると、そのままペニスをゆっくりと扱き始めたのである。
「さあ、教えてちょうだい。贵男は何が欲しいの。何がしたい……」
 耳に当たる热い吐息と言叶、肌に伝わる女の温もりと感触、そして下着越しに扱かれる手淫の刺激。爱理による巧みな性技が、新を极限まで昂ぶらせ、限界まで追い诘める。ゆっくりとした手の动きは、しかし巧みに男の性感を刺激し、下着の滑らかな感触と相俟って男の中の牡を炙り出していくのだ。
 じんわりと反り返り热を持ったペニスの先端から、下着越しに先走りの染みが広がる。
「ああっ、あ、爱理ぃ、おれ、もうっ」
 子供のように泣きそうな表情で、新は言った。强烈な快感に筋肉が异常に紧张し弛缓しているのか、口元が缓み口角から唾液が垂れている。
「もう、何なのかしら」
「で、出る。出ちゃうよぉっっ」
 性急に新は言う。男の身体は震え、ショーツとその上から女の指が络み付いたペニスは、びくんびくんと暴れていた。絶顶の限界は近い。
「出るの。出ちゃうのね。……ふふふ」
 それでも女は焦らすように、ゆっくりと余裕を以て男の耳元でそう缲り返す。
 ペニスを扱く手もゆっくりとした速度だ。
 それが男をじわりじわりと追い诘めていく。
「た、頼むぅうっ。イかせてくれええっっ」
 掠れた声で、新は絶叫した。
「そう、そんなにイきたいのね。ふふ、いいわ。イかせてあげる」
 そう嗫いた女の言叶が、男の脳内に甘く染み入ってくる。爱理は慌てることなく、男のペニスを扱くスピードを上げていく。
「ねえ、ほら、イって。ねえ、イって。イって、イって、イって……」
 シュシュっと下着の擦れる音が响く。そこにぐちゅぐちゅと微かな水音が混じった。男の体液が铃口から漏れ出て、それが下着に染みで女の手で掻き回されているのだ。下着越しに赤铜のような阴茎に络み付く女の手は巧みに动き、男を刺激し、凶暴な快感を注いでいく。男根は阴嚢も阴茎も既に膨れ上がって暴発寸前だ。
「ああっ、が、ぐあああっ」
「ねえ、イって。さあ、先生はイくの。ほら、イくイくイくイく――イっちゃうよお……」
 女の巧みな手捌きが男を翻弄する。
 新は自ら腰を振り、まるでそこが女の膣内であるかのように、ペニスを爱理の手中に出し入れし、掌に擦り付けているのだ。その无意识な行为は、まるで快感を贪る本能に支配されてしまったかのようだった。
「先生はイっちゃうのお。どんな女の中よりも気持ちいい、爱理の手に扱かれて、无様に射精しちゃうのよぉ……」
 女の言叶や行为の一つ一つが、新の本能を剥き出しにさせ、牡の性を露出させていく为のものだった。新は身体中を走る快美感に支配され、女の下着と手に自らペニスを擦り付け、更に刺激を求める。それはまるで猿のような姿だ。しかし新に现状を顾みる余地などなく、只々牡としての本能に突き动かされるままだった。
 シュシュと下着越しに手淫を施される度に、下着に染みが広がっていく。
「さあ、あげるわ、贵男が欲しかったもの。存分に味わいなさい」
 女の手がまるで楽器を奏でるように、优雅に闪く。
 丑く肿れ上がったような男の象徴は、その优美な手と指、そして艶めかしく黒く光るショーツによって拘束され、弄ばれている。
 爱理の振る舞いは女の优雅さと妖艶さに満ちているが、その手が奏でる音楽は、男の欲望に満ちていた。
「あがああっ、あ、爱理ぃ、お、おれはぁああっっ」
 女が强く强く刺激する度に、男はその快感に耐え切れず呻き声を上げた。
「ふふ、先生、可爱いわ」
 新の全身は、ペニスたけでなく热く火照り、脉动する血管すら浮き出ていた。女の手によって彼は快楽の涡に突き落とされながら、その涡の中で身闷えし、翻弄されることした出来ない。爱理の手が素早く动きペニスをいじる。女の肌が密着し、ふくよかな乳房の感触が男の二の腕に伝わる。そして、热い吐息が耳朶を打つ。 copyright
「さあ、イきなさい」
 爱理はそう嗫いたかと思うと、れと、と舌先で男の耳を舐めた。
 その軽い刺激が、决定打となった。
 どぷっ、と何かが决壊する音と共に、男の身体が反り返る。
「あああっ、あがああああっ」
 新の全身の神経が快美感によって隈なく焼き尽くされる。男の脳内が白くスパークした。
 腰が本人の意志とは関係なく何度も何度も跳ねる。その度に、ペニスに被されたショーツは白浊に染まっていく。
 射精の势いの反动で男の腰が浮いているのだ。
「ううん、凄い量……。先生ったら、溜まっていらしたのね。本当、はしたないわ」
 新が射精を缲り返す様をみながら、爱理の目は妖しく光った。
「あ、爱理ぃ、爱理ぃっ、ああああぁぁっっ」
 いつ果てるとも知れない射精と全身を駆け巡る快美感に身を焦がしながら、それでも新は、眠りの闇へと堕ちていった……。

「あら、もう気絶しちゃって……。案外弱いんですね、先生」
 爱理は新の眠ったベッドをおり、バスルームに入るとゆくりとシャワーを浴びた。バスタオルのまま寝室に来ても、男は深く死んだように眠ったままだ。そのまま髪を乾かしても、ドライヤーの音ですら目覚める気配はない。
 しばらくして、爱理はスマホを取り出すと、挂け始めた。
「……もしもし、わたし。终わったわよ。ええ、大丈夫よ、高下会はうちのグループの伞下になるわ。……彼? ええ、まだ寝ているわよ。わたしのが凄く良かったみたいで、腑抜けた寝顔よ。折角の高下会理事长先生の威厳も台无しね」
 爱理は酷薄に微笑む。
「え? いえ、していないわ。最终的にわたしも彼とセックスするつもりだったけれど、彼先に気絶しちゃったから。それもわたしの手でイかされただけでね。これじゃ彼の男としての资质も知れたものよね。わたしもちょっと楽しみたかったから、そこは少し残念かも。……高下が起きたら、身支度させて连れていくわ。契约调印の準备はよろしくね」
 爱理は长い脚を组み替える。
「それで、今度は何処と合併、买収を上は考えているのかしら。……そう、大手ね。でも、あそこの役员も殆どが男よ。またわたしの出番があるかもしれないわね。ふふ、秘书室に在籍していても、秘书らしい仕事なんて最近灭多にないわ。まあ、それはそれで楽しいけれど。うちに买収工作室とか作ったらいいのにね」
 财阀グループ伞下?大凑贸易社长秘书?柏崎爱理。その裏の仕事はグループが狙った组织や企业を买収する际、裏工作でグループ侧に有利に契约を结ばせる非公式の交渉人である。勿论、交渉とは女の素晴らしい肉体と技术を使ったものだ。
 爱理はベッドに近付くと、まだこんこんと眠っている新を见下ろし、
「ありがとう先生。先生の役目はもう直ぐ终わり。先生とセックス出来なかったのは残念だわ。でも、手だけでイってしまう先生がわたしとセックスしたら、本当に死んでしまうかもね」
 くすくすと嗤うと、身を屈めて、新の额に軽く口付けした。
「あら……ふふふ」
 爱理の视线が男の股间へと向く。
 新はまるで精通を迎えたばかりの思春期の少年のように、梦精しているのだった。
 爱理は新の耳元に口を寄せると、
「……さあ、イって。イって。……ねえ、イってぇ」
 悩ましい声でそう嗫く。
 ごぽごぽっと、大量の精が、その瞬间眠っている男のペニスから溢れ出した。
 女は玩具を愉しむように、男のあられもない、羞耻极まる姿を眺めていた。

   ☆

 数日后、医疗法人高下会は正式に财阀系グループの伞下となった。こうして高下会としての名は消灭し、グループの医疗部门となって新しく発足したことになる。
 新役员が公表されたが、そこに先代理事长である高下新の名は无かった。

   ☆

 旧高下会系列の病院の一室に、一人の男が入院していた。男は目覚めてはいるものの、はっきりと意识があるとは言い难く、自我や意志がるかどうかも疑われた。食欲もみられなく、自ら摂食することもないので、点滴による栄养补给を施されていた。 内容来自
 虚ろな表情をした、抜け殻のような患者のベッドには、その名の记されたプレートが挂かっている。
 患者の名は「高下新」。その名を知るものは、この医疗现场にはいない。





潜入者
***通知书***
现在我々の退魔师の所有する退魔学校にて悪魔が潜り込んだ形迹があり。
即座に向かい、调査し。これが事実の场合悪魔を探し出し、そして退治せよ。
なお、退魔学校内の调査のため贵殿には退魔师としてではなく学生として
この退魔学校に潜入してもらいたい。
期限は6か月。それまでに报告を上げること。


そんな依頼が俺のところに舞い込んできたのは今から3か月ほど前の话だった。


俺の名前はトウヤ。退魔师をしている。年齢は18。だがそこら辺の退魔师と比べて経験も戦闘回数も豊富だと自负している。俺の両亲は俺が幼いころに悪魔に杀され、生き残った俺は当时最强と言われていた退魔师に拾われた。
その人から退魔师として育てられ、生き続けた。故に他の退魔师よりもこの年齢でキャリアが长いのだ。
今では育て亲であった彼のもとを离れ一人で退魔师としての生计を立てている。先日も强力な悪魔を退治にしてそのあとの事だった。
上の依頼が、俺のパソコンに来ていることに気づいたのは。
俺は受けるかどうかをためらったものの、退魔师の未来のためにと受けることにしたー



そして、现在に至るー。


がらりと教室の扉を开ける。ふわりと甘い匂いがした気がした。
教室の窓は闭め切っていて、窓から夕焼けの光が差し込んでいた。
そしてそこにたたずむ一人の少女。
夕焼けの橙の光に照らされて光る银色の髪の毛、まだ幼さの残る顔つきと见た目の年齢から见れば大きい胸。
しかしその胸の大きさも异常なまでに大きいわけでは无い。その见た目年齢にしては大きいと言うだけ。むしろ彼女は胸の大きさより容姿の整い方の方が目が夺われる。胸、くびれ、お尻のバランスが絵に描いたように美しく黄金比を保っている。
そして、そのお尻を隠すパンツが见えそうなほど短いミニスカートからでた白い太ももは黒いニーソックスとの间で艶めかしい感覚を醸し出していた。
彼女の名前はシーリア。外国の方からきた転校生らしく俺より少し先にこの学校に来ていた退魔师学校の生徒―つまりは退魔师见习いというところだ。学年は1年。俺が二年生だから后辈に当たる。この学校に来て间もない俺にこの学校の案内をしてくれたのが彼女だったことから俺と彼女は学校内でよく一绪にいることが多かった。
俺も俺で彼女の宿题を手伝ったり苦手科目の勉强に津书き会ったりしていたので、この学校に来てから3ヶ月の间に俺と彼女はとても仲良くなり、一定の信頼を置いていた。
―あれを、见つけるまでは。

「ぁ!先辈!どうしたの?こんな时间に话がしたいって连络あったからびっくりしちゃった。」

いつもの调子で、彼女がニッと笑いながら近づいてくる。
天真烂漫ですこしお転婆な彼女に似合う可爱らしい笑顔だ。その容姿のこともあり学校では隠れファンもいる彼女とここまで密接に话せるのは恐らく俺だけだろう。
だが、俺はそんな彼女に対悪魔用の弾丸の入った铳の口を彼女の头に突きつけた。

「まさか、お前が悪魔だったとはな。まんまと骗されたよ。シーリア。」

俺自身の手足が冷えるようなほど冷たい声で俺は彼女への言叶を口にした。
静まりかえる教室。俺と彼女以外は谁もいないこの教室。扉も窓も闭め切っている今、歩く音一つ闻こえないこの教室で何时までもこの静寂が続くのかと思った矢先、彼女が口を开いた。

「や、やだなぁ…先辈の冗谈初めて闻いたな…。」
「冗谈で言っていると思ったか?」
「…。…なんで、私が悪魔だって思ったんですか?」
「証拠を持たずに此処までのことをすると思うのか?…お前が休み时间屋上で悪魔と话しているのを见たんだよ。その会话の内容もすこしだが闻こえていたから覚えている。此処で打ち明けるか?」

一歩も引かない俺の杀気と気迫。
やがて、はぁ…と短いため息をついて彼女が言叶をこぼした。

「もうちょっと、先辈と一绪に入れるかなって思ったんですけど、やっぱりばれちゃったか…。先辈、ほんとにすごい退魔师さんなんだね。私が叶わないくらいに」

それは自白と観念の言叶だった。彼女の表情から抵抗しようとする気配も见れない。
俺から逃げられないという谛めと自分の正体を见破った俺への素直な関心―その二つが彼女の顔から见て取れた。

「そう、私は悪魔。正确にはその中でもすこし珍しい悪魔なんだけど…。あくまであることに変わりないもんね。」
「どうしてこの学校に潜入した?」
「命令だったの。情报を夺ってこいという命令。学校って憧れてたから楽しかったんだけどなぁ…それも终わりか…」 内容来自

しゅんとシーリアが顔を伏せる。
その悲しそうな顔を见て、そのかわいさに思わずドキッとしてしまった。
落ち着こうと深呼吸すると教室に入ってきたときの甘い匂いがふわりとした。
さっきより甘さが増した気がするがどうしてか俺はそれを気にするつもりになれなかった。

「ねぇ、先辈!お愿い…私、まだ学校にいたいの!见逃して?私のできることなら何でもするから!」

シーリアが俺を见上げて恳愿する。
そんなに必死になるのはわからないがその诚意は本当なのか目に涙を浮かべている。
涙目で、上目遣い…。あまりの可爱さに心を打ち抜かれたような冲撃を覚えるが表に出さないように冷静さを保ちつつ彼女への质问をする。

「何故そんなに必死になる…?お前の居场所は悪魔侧ではないのか?」
「私…悪魔の力がすごい弱いから悪魔达からも马鹿にされているの。结界を无视できたのは力で破ったんじゃ无くて私の力が低すぎて感知されなかったから…。それくらい弱いから…だから…私にとって皆がいる此処の方が居场所なの…!」

必死に俺を説得しようと彼女が诉えてくる。
だが、俺の任务は彼女を倒すことだ。此処でその任务を放弃することはできない。
その上、悪魔を见逃すなどは退魔师としてあり得ない行为だ。
わかっている。彼女の言叶がたとえ本当だったとしても见逃していいはずが无い。わかっているのだ。
だが…

「ね!お愿い先辈!见逃してくれたら何でもする!!先辈の欲しい情报、私が持ってるか分からないけど、知ってることは何でも话す!先辈が使い魔にするって言うなら使い魔にもなってあげる!本当に、何でも、するから!」

俺に抱きつき必死に诉える彼女。
そこそこ大きく、惊くほど柔らかい胸が无远虑に押しつけられ、先程から教室に広がる桃のように甘い独特の匂いに似た甘く、しかし一切不快感を与えない匂いが彼女の髪の毛から漂い俺の鼻腔をくすぐった。
―本当に、何でも…?
一瞬俺の头の中にやましい欲望が首をあげた。
本当に、何でもしてくれるのだろうか?
彼女のような可爱らしい子がそんなことを言うとどうしても性的に感じてしまう。
诱うようなミニスカートと白くまぶしい太ももが俺の头の中で思い出される。
彼女に视线を合わせればサクランボのように赤い唇と吸い込まれそうなほど大きく绮丽な瞳がのぞいていてー。
ドクン!!と心臓が高鸣った。
何を考えているんだ俺は。悪魔に対して性的な要求など、退魔师がしていいものではない。 本文来自
とにかく感づかれる前にはなれないと。そんな欲求を俺が抱いてると知れば悪魔が何をしてくるかなど分からない。
俺は彼女の肩に手を置き、彼女から离れようとしてー

「…あれ?先辈…もしかして、欲情しちゃった?」
「―ッ!!」

遅かった。気づけばいつの间にかパンツとズボンで覆い隠されているソレは、坚くなっており离れようとする际にたまたまシーリアの足に当たってしまったのだ。
その上、シーリアが俺の反応を确认するため顔を覗き込んできたとき、とっさに俺は羞耻心から顔を背けてしまった。
これでは肯定しているようなものである。

「…ぁ~…。…いいよ?先辈が、そういうことがしたいなら、それでも。」
「い、いや…そういうわけじゃ…。それにそんな简単に…」
「いいの。私先辈が相手なら…イヤじゃない…からさ。それで见逃して贳えるなら结果オーライというか一石二鸟というか…」
「いや、だから俺は退魔师だし…」

もじもじと言叶を纺ぐシーリアがまた可爱くてドキドキしてしまう。
动揺と羞耻、それに彼女の魅力に宛がわれて言叶をうまく纺げない。
そんな俺の反応を见てシーリアは突然「あ。」と素っ顿狂な声を上げた。

「そっか。先辈退魔师だから悪魔に自ら性的な要求をしちゃマズいもんね。」
「そ、そう!だからー」
「だから、私が诱惑したり私が先辈に行为を行えばいいんだもんね!」

―なんだって?
すごい间抜けな発言に思わず思考がとまるが彼女は待ってくれない。
俺から离れたかと思うと俺の视界にちょうど全身が収まる位の距离まで下がり、その短いスカートを自らたくし上げてきたのだ。

「なっ…」
「先辈、知ってますよぉ?男の人ってこういうパンチラとか好きなんだよね?もっと见ていいよ?ほら…见?て?」

たくし上げられたスカートの奥に见える白いパンツ。
むちむちとした太ももに黒いニーソックス。それらが俺の欲望を更に燃え上がらせた。
あまりに可爱く、あまりにエロいその光景に俺の目はシーリアのパンツから目がそらせなくなってしまっていた。
いつの间にか俺の息も兴奋して荒くなりこの教室に充満している甘い匂いを何度も肺の中へ送り込んでしまう。

「ねぇ、先辈…?私の前でオナニー、してもいいよ?」
「なっ…なに、を…」
「だってみてるだけだなんて苦しいでしょ?だからほら、私のパンツを见ながら私の前でシコシコオナニーしてください?きっととっても気持ちいいよぉ…?先辈は别に私に性的な要求はしてませんし、私が胜手に先辈にパンツを见せて、先辈は胜手にそれをみてシコシコするだけ…?だから退魔师だからって我慢する必要ないし?ほら、シコシコしちゃお…?先辈?」
「ぁっ?あっ…?ひぁっ…んくぅ…?」

ただシーリアのパンチラを见ながらシコシコオナニーする。
彼女の言叶を闻きながら、彼女の言叶に合わせて自らの肉棒を扱く。それだけの筈なのに何故か异常に気持ちよかった。あまりの快感に脳髄が蕩けどんどん退魔师としての常识や持ち合わせている心构えが蕩けていくようにさえ感じる。
どう考えても异常なのに俺の头はシーリアのパンツを见ることで一杯になり、そんな异常にさえ気づくことができなくなっていた。

「…ぁ~あ、先辈も堕ちちゃった?」

にやりと彼女が笑みを浮かべる。こちらを小马鹿にするような笑み。小悪魔の笑み。
ただそんな笑みを见ても俺はもうシコシコすることしかできなくなっていた。彼女の言叶もまともに理解することもできない。

「ねぇ先辈?気づいてる?この教室に漂う甘い匂い…私のフェロモンなの?あま~いあま~い私のフェロモン…かげばかぐほどまともな思考が働かなくなって私の事しか考えられなくなっちゃう魅惑のフェロモン?先辈が入ってきたときからずっとこの悪魔のフェロモンを先辈は摂取して…私のことが大好きな変态さんになっちゃったの?」
「ひっ…?ぁっ…んぁあああっ…?」
「その上私のパンチラには见たものを快楽とパンツの虏にして魅了しちゃう効果もあるの?このパンチラ魅了されながらオナニーするとその魅了がより深くなって…私の指示が无ければオナニーやめられないお猿さんになっちゃうの?つまり…先辈は初めから罠にかかってたんだよ?気づいてる?」

もう彼女の言叶が头に入ってこない。ただ声を闻いているだけで気持ちよくなってしまう。
それでも彼女が【魅了?】とか【好き?】とか【変态?】とか言うとそれだけはいやに鲜明に闻こえそれが脳内で快感信号に変わり全身に流れている。
自分がはめられていた事などもうどうでもよかった。
自分が退魔师でシーリアが悪魔であることも头から蕩けてしまっていた。
ただひたすら彼女のパンチラを见ながらシコシコとオナニーすることしか考えられない头に改造されてしまっていたのである。

「あ~ぁ…もう私の言叶も理解できないね?私は确かに悪魔としての力の弱い淫魔って种类の悪魔ですけど、男の人を堕落させる力は他の悪魔と比べても群を抜いて强力なの?ほ~ら…パンチラ大好き変态の先辈?もっとシコシコ早めてよ?シコシコシコシコ?シコシコシコシコ?私の言叶に従うの、気持ちいいよね?悪魔に従うイケナイ気持ちよさ、覚えちゃお??」

理性と脳を狂わせる魔性の声が俺の头の中を蹂躙していく。
気持ちいい。ただ気持ちいい。
彼女の声に従うのが気持ちいい。彼女のパンツを见てオナニーするのが気持ちいい。
彼女のパンチラを见るのが気持ちいい。彼女を见るのが気持ちいい。
强烈な魅了と快感を前に俺の头はどんどんシーリアの思惑通りの思考に书き换えられてしまう。ただひたすらにオナニーを続けていく俺を见て、彼女は更にもう一つの诱惑を始めた。

「ねぇ先辈?周りの景色见てみて?もうピンク色の浓雾で私以外何も见えないでしょ?これ全部私のフェロモンなの?一息でもうメロメロになっちゃうくらいとっても浓厚になったフェロモン…だ?か?ら?先辈がもし深呼吸なんてしちゃうとどうなっちゃうかなぁ?ね、先辈も私のあま~い匂い、嗅ぎたいでしょ?だったらぁ…深呼吸、してみて?」

见え透いた罠だ。敌からそんな説明をされて普通嗅ごうとする人间はいないだろう。
だが、俺の思考はもう普通では无かった。俺の头はすでにパンチラオナニーによってシーリアに従う快感を覚えてしまっていた。
更にその魅了の効果でシーリアの事を好きになっていた俺には嗅ぐ以外の选択肢が用意されていなかった。
オナニーしながら一度体中の空気を吐き出し、そして大きく深呼吸をする。

「んんんんんんんっ!!!あへぁぁぁ…???」

全身から力が抜け头が壊れてしまう。そんな快感だった。
深呼吸により体内に入ったシーリアのフェロモンは全身に回り身体中のありとあらゆる快感神経を抚で回す。そして头に入ったフェロモンは脳を侵食しある感情を强制的に植え付けていく。その感情とはシーリアのことが【好き】という感情…いわゆる恋心である。どんどん好きという気持ちが强烈になり、その好きになった相手が今、目の前でスカートをたくし上げパンツを见せてきて、自分はソレを见てオナニーをしている。 本文来自
そんな光景に兴奋を覚え、俺の手は更に激しく自分の肉棒を扱き続ける。
そしてーついに我慢の限界が近づいてきてしまった。

「ぁ?先辈もしかしてイきそう?ふーん…イきそうなんだぁ?ふふっ…そしたら先辈『イかせてください?』っておねだりしてください?そしたらイかせてあげる?どう?退魔师の教示を破って悪魔の私におねだり…する?」

シーリアの口から出された甘い罠の诱惑。退魔师にとってなにより大事なこの教示を捨てるなんてー。
一瞬だけよぎる不安。罪悪感。だがそんなものは彼女の前では无力だった。

「今更我慢しようとしたって无駄だよ、先辈?ほ~ら…见て?私のパンツ?こうやってお尻フリフリしてあげるとぉ…『チラッ?チラッ?』ってまるで诱ってるようにパンツが见えてぇ…?シコシコが止まらなくなって…?快感とパンチラが结びついてだんだんパンツを见てるだけで気持ちよくなっちゃう?手も止まらない?止められない?止めたくない?だ?か?ら?もう谛めてパンチラオナニーでシコシコ射精しちゃお?ね?パンチラ大好きな変态の…セ?ン?パ?イ?」

彼女にすこし诱惑されただけで、思考が瞬く间にシーリア色に染まっていく。
パンツを见ただけで快感が走るようになり、脳内の快楽物质が异常に喷出される。
快感信号が灭茶苦茶に全身を走り、ただ射精のことだけを考えさせられる。
そんな状态で我慢なんて、できるわけが无かった?

「…かせて…ださい…」
「ん?何か言いました?先辈。ほら、もっと大きな声で、情けなく。私が纳得できないおねだりしたら…一生射精できない魔法をかけちゃおうかな~?ふふっ…ほら、もう一回、言ってみて?」
「ぉ…お愿いしますシーリア様!ぱ…パンチラオナニーで…イ…イかせてくださいぃいいいいい!!???」
「…くすっ?いいよ?イっちゃえ、ばーか?」

彼女の许可と共に魂に何かが巻き付くような感覚を覚える。
だが、それよりも先に精液が上がってきてー

「ッッッ~!!あっ…ぁあああああああああっ!??イッ…ひぁああああああああ!???」

びゅるるるるるる!

言叶の诱惑にあらがえなかった。
彼女にすこし射精を煽られただけで俺の我慢は简単に决壊してしまった。
凄まじい势いで精液が放たれ脳がピンク色に染まり腰がガクガクと震えてしまう。 copyright
びゅるびゅると出続ける精液。1分近く出続けた射精が収まったとき、俺はすこし理性を取り戻していた。
なんてことをしてしまったのか。
悪魔の嗫きに唆されて彼女の言いなりになってしまうなんて。
罪悪感と羞耻心が俺の心に重くのしかかる。

「ぁ…く…くそ…!よ、よくも…!」
「あれ~?私はパンツを见せて言叶を话しただけだよ?私のフェロモンの中で深呼吸をしたのも、私のこんなあからさまの魅了攻撃から逃げなかったのも全部先辈?私のパンツを见てシコシコする先辈、可爱かったよ?」
「ッ…や、やめろッ…!」

チラリとパンツを见せてウインクしながら悪戯っぽい笑みを浮かべて舌をペロリと见せてくるシーリア。その可爱さに心を打ち抜かれ、パンツを见ただけでゾクリとした快感が走る。いくら理性を取り戻しても魅了された体も彼女に覚え込まされた快感もその记忆も抜けることは无い。现に彼女を见ているだけで【もっと彼女に虐められたい】【もっと彼女に弄ばれたい】【もっと彼女に魅了されたい】という欲望がわき上がってくる。体も脱力し攻撃もできず、集中力が乱れて退魔术も使うことができない。
理性が戻ってきても絶体絶命であることに変わりは无かった。
そしてそんな俺を见てシーリアは更に别の行动を开始した。

「ふーん…でも先辈…私のパンツを见ながら射精したてのおちんちん勃起させて…説得力无いよ?だから先辈のこと…もっと気持ちよくして素直にしてアゲルね?」
「なっ…なに、をー…っ!?ひぁっ…!??」

シーリアは俺を床に寝転がらせるとその黒いニーソックスに包まれた足を持ち上げ俺の肉棒を踏んできた。痛くないように力加减をし、すりっ…とニーソックスの生地の感触を味合わせるような动き。柔らかなシーリアの足裏が俺の肉棒に押し当てられ头を蕩けさせてしまう。
悪魔に踏まれて感じてしまうと言う、背徳感がより一层快感を煽る。

「あっれぇ~?先辈?悪魔に踏まれて感じちゃうんですかぁ?ほ~ら…すり…?すりすり…?気持ちいいでしょ先辈?悪魔の足コキ?とっても気持ちいいでしょぉ??もちろんこれも魅了効果付きだよ?私の足コキされながら気持ちいいって先辈が思うほど、先辈はどんどん私に魅了されちゃうの?だから、先辈?私を倒したいなら足コキ我慢して抜け出さないとぉ…戻れなくなっちゃうよ?」
「そんなっ…ひぁっ…んくぅ…?ぁああああっ…?」

小马鹿にするようなクスクス声で笑いながらシーリアが足コキを続ける。
どんなに我慢しようとしても无理だった。头の中がドロドロになっていき、ただ足コキされているだけなのにひたすら気持ちいいという気持ちを植え付けられる。それと同时に魅了の効果が头の中に滑り込む。シーリアがどんどんどんどん魅力的で、可爱くみえてしまう。 本文来自
抜け出そうとしても彼女が微笑むだけで力が抜ける。彼女になら马鹿にされたいと思っていしまう。彼女の足コキを受け続けたいと思ってしまうー。
そしてそんな俺の心を见透かしたシーリアはクスリと笑って言叶を続ける。

「ま、今の先辈はもう気持ちいいことから逃げたくないただの変态さんだもんね?それに、もし仮に気持ちいい事を我慢しようとしても、先辈は我慢できないの?だってほら、先辈…み~て?」
「うぇ…ぁっ?あひぁああああっ?」

シーリアに言われて见上げる。
シーリアは片足で足コキを続けながら片手を腰に当て、もう片方の手でスカートをたくし上げていた。さっきまで魅了されオナニーさせられていた魔性のパンツ。ただそれを见ているだけでも先程までの自慰の快感を思い出し全身に快感が走る。いくら足コキの快感を我慢してもパンツを见ているだけで”気持ちいい”という感覚を强制的に感じさせられてしまう。 本文来自
汗のためか、しっとりとした足裏がニーソックスのしゅりしゅりとした感触と共に肉棒に擦りつけられ、その足の指が亀头を责める。
かと思えば足指で器用に竿を掴み扱いてきたり、触れるか触れないかの距离で优しくなでてきたり、爪先で裏筋を擦られたり…
シーリアの足コキも気持ちよさを我慢できる物では无く、快感に此方が惯れないように変幻自在に感触を変えてくる。
あまりの気持ちよさに思わず全身をのけぞらせようとすると今度は优しい快感で脱力させてくる。
あまりの気持ちよさに大切な何かが徐々に自分の中から消えていく感覚があるのにそれを胁威と思うことさえできなかった。

「すっかりメロメロって感じね?私の足コキで心の中まで魅了されて…よかったね先辈?パンツ见せながら足コキなんて、普通の人はやってくれないよ?」
「ひっ…おっ…うへぁあああっ…」
「あ~ぁ…もう涎も垂らして…もう先辈の退魔师としてのプライドも教示も私への崇拝や爱情で埋め尽くされちゃったね?わかる?先辈?今私先辈の退魔师であろうとする意思を全部精液に溶かしちゃったの?今ならまだ取り戻せるけど射精したらもうおしまい?先辈は二度と退魔师に戻れなくなって代わりに私の奴隷になっちゃうんだよ?だ?か?ら…がんばって耐えないと?ほらほら先辈?可爱い可爱い后辈の私からのお愿い?顽张って耐えて?」
「ひっ…ぁ…が、顽张る…」

もう彼女の言叶をまともに理解することもできない。
自分の大切な物が全て抜けおち、代わりにシーリアのことしか考えられない。 本文来自
シーリアが喜んでくれるならそれだけで幸せ。
だから、シーリアが顽张れって言うなら…顽张らないと…

「ま、そんなこと言ってももうこれでおしまいだけどね?ほら、先辈行くよ~?…ぐりぐりぐりぐり~???」
「アッ…まっ…ひがぁあああああああああああああっ???」

彼女はにやりと笑みを浮かべると俺の両足を掴んで固定しそして足を肉棒に押し当てブルブルと刺激を高速で与えてきた。それは电気あんま。もう限界を超えて我慢している体には我慢を打ち砕く致命的な快感だった。
一気に精液が上がってくるのが分かる。尿道を通りすぐそこまで出かかっているのをシーリアに我慢してといわれたので必死に我慢する俺。
だがそんなこともお构いなしに続けられる电気あんまによって暴力的なまでの快感が股间から全身に响きそして一気に射精欲が涌き上がる。

「もう!!むり…むりぃいいいいいい!!?」
「クスッ…?いいよ先辈?最期に私のパンツを见て大きく深呼吸してイっちゃおうか?ほら、息を吸って~?」

言われたとおりパンツを见ながら息をすう。
ただでさえ电気あんまだけでも壊れそうな快感に心にまで刻まれたパンチラオナニーの快感のフラッシュバックがシーリアのパンツを见ることで発生し、更に息を吸うと甘すぎるフェロモンが肺から全身に染みて。
外侧と心と内侧から同时に快感が、きてー

「ばーか?ほらほら出しちゃえ?お马鹿で间抜けな…セ?ン?パ?イ?」
「ぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ものすごい势いで精液がでた。まるで爆発した水道管のように大量の白浊液がびゅるるるるるるっと尿道からはなたれる。
気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい。
ただそれだけに埋め尽くされ、シーリアの邪悪な、しかし可爱すぎる笑みを见ながら、俺の意识は堕ちたー。



「せんぱ~い?闻こえますか~?」

声が闻こえる。自分が起きてるのかさえ分からないほど意识が混浊としているのに、その声ははっきりと闻こえ、何よりも大切に感じた。

「ぁ、闻こえてるみたいね?すっかり堕ちちゃったみたい?じゃあ今の间に奴隷宣言しちゃおうか先辈?ほら、先辈は谁の物?先辈の言叶でお?し?え?て?」

谁の物…?决まっている。
俺はもうシーリアのものだ。シーリアのために动きシーリアのために何でもする。シーリア以外に大切なことなんて…
あれ、なにかあったような…。
俺が思い出そうとすると共に何かピンク色の光が俺を包んだ。
その瞬间はっきりとした。
シーリア以外に大切なことなんてあるわけない。
そうだ、俺は彼女の奴隷なのだから…

「奴隷契约完了?これで先辈も私の物だね?これからも先辈からは退魔师の事とか基地とか闻かないといけないことが多いからね~?これからも沢山、教えてね?セ?ン?パ?イ?」




それから数年后、退魔师の学校は全てただ一人の悪魔によって落とされ本部もほぼ陥落。
世界は悪魔が支配し、退魔师学校は退魔师の素质のある生徒を集め悪魔の练习台にする为の施设になっていた。
そしてその学校の上に降临する女性の悪魔は常に青年の退魔师を引き连れ彼女はその退魔师と共に世界を支配したと言うが…
それはまた、别の话である。

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潜入者




炼金术

王都の南区画、ラウフ职人区。屈强な肉体の锻冶屋や金属加工职人が集う、他の区画より质素で狭い入り组んだ路地のような街中で、ライザは錬金术の素材を买い渔りながら、四方八方から降り注ぐ男たちの视线を楽しんでいた。

(あははっ、やっぱり职人さんたちのエネルギッシュな视线、好きだなあ…。有り余ってる元気を全部、あたしが贳っちゃいたいなあ?)

 今日は谁に声をかけようか、と悩んでいると、前方から身长190cmはありそうな长身の职人が歩いてきた。职人は他の男と违わず、ライザの太ももに视线を夺われたようで、运んでいる樽を频繁に地面に置いて目线を下げ、ライザの下半身を视线で舐め上げてくる。
 ライザは今日一番の热い视线に舌舐めずりをすると、职人に小走りで駆け寄って声をかける。

「こんにちは!…たるいっぱいで重そうだけど、大丈夫?」
「おう、大丈夫だ。王都の正门からずっと担いできたからちょっと疲れちまってよ。」
「そっかぁ、大変だね!
 ……目の前の錬金术士に、视线夺われちゃうし、本当大変だよね??
 あたしとちょっと休憩、しない??」
「…っ、そうか君があのライザちゃんか。でもな、俺まだ仕事中だからな……。」
「大丈夫だよ、终わったらあたしも仕事手伝うから!
 ね……こーこ、我慢できないってパンパンになってるよ??あたしに付いてきて、ほしいな??」

 目の前でライザが谷间をたわませながら诱惑し、彼女のグローブから覗く人差し指が、张り诘めた男の股间を素早く、的确になぞる。男の本能を昂らせ、理性をねじ切るような诱惑に、元々ライザに视线を夺われていた男が耐えられるわけがなかった。 copyright

 男が无言で颔き、たるを道端に寄せると、ライザは职人を手招きし——职人区の路地裏にある、阶段の影へ连れていった。この阶段は普段使われていない鉄塔へ行くためのもので、人通りはほぼなく、周囲は仓库に囲まれており窓から见られることもない。とはいえ、人が往来する路地からは10mも离れておらず、大声をあげると気付かれるのは必至だった。

「あたし、声我慢しないとバレちゃうくらいスリルある方が兴奋するんだ?まあ、あたしは我慢させる侧なんだけど?
 ねえ……さっきはあたしの脚をじーっと见てたよね?王都の华奢な女の子とは全然违う、あたしの太くてむちむちの太もも?これくらい肉付きいい方が、好きなんだよね??」

 ライザは男を路地裏の壁际に追い诘め、密着すると、左手で男の全身を抚で回しながら、右手で嬉々としてズボンのチャックをおろし、ペニスを取り出す。 本文来自

「わぁっ?背の高い男の人って、おちんちんも大きいんだ…!あたしと路地裏で2人きりになっておちんちん触られて……とっても兴奋してくれてるんだね、嬉しい?
 早速あたしの太ももで……挟んであげる?
 ……って、あれ??んっ、よいしょっ……あはは、届かないや。あなた、本当に背が高いんだね。」

 むっちりした体型とはいえ、平均よりずっと长い脚を持つライザ。それでも、长身の男のペニスは彼女の太ももから大分高い位置にあり、ライザがかかとを持ち上げて背伸びをしても、精々ホットパンツにペニスが擦り付けられる程度だった。
 ライザの太ももに刺激される直前で寸止めを食らった男が、我慢できないとばかりに膝を曲げて腰とペニスの位置を落とそうとすると——ライザはそれを制止する。
 その瞳は、いたずらを思いついた小悪魔のように辉いていて。


「あたし、いいこと思いついちゃった。あなたに最初から膝曲げてもらって、あたしの太ももで挟むより———
 别の方法で腰砕けになるほど気持ち良くしてあげて……?膝ガクガクになって降りてきちゃったあなたのおちんちんを、太ももでトドメさしちゃう方が……兴奋するなあ?」

 王都に来てから1ヶ月でどれほどの男を狂わせたかを物语るような、クーケン岛にいた顷のライザからは想像できないほどの淫乱な表情から発せられる甘い声は、”ライザにされるがままになるのが一番気持ちいい”と男の本能に理解させ、男を棒立ちにさせるのには十分だった。
 自分の言叶ひとつで男の兴奋が高められていくのを见て、ライザの背筋にもゾクゾクした快感が走り、高扬していく。ライザは一度男から离れると、くるりと反転して男に背を向けた状态でつま先立ちになってから、ゆっくりと近づいていき———

 ぎゅぅぅぅぅ。背伸びした状态でホットパンツにペニスが当たる、つまり后ろを向けばライザの豊満すぎる臀部がペニスを饮み込むということを意味していた。

「!?……ライザちゃんのお尻でっ……これ声でちゃうっ……うぁぁっ?……んんっんんんんっ?」
 服ごしとは思えないほど直接伝わってくる肉感と、豊満なサイズに见合わずみっちりと缔まった尻肉の谷间による刺激は、男の想像を遥かに超えていた。快楽を逃すべく喘ぎ声を発するのを止められず、——性交の际に喘ぎ声を抑える女性のように、——自分の手の甲を噛むようにして声量を抑えるのが精一杯だった。

「うんうん、街中でえっちな声出したらダメだからね??あたしが全部気持ち良くしてあげるから、あなたは顽张って声我慢しててね?
 ———あたしのお尻、すっごい気持ちいいでしょ??あたしのボディラインから拳一个分くらいはぷるんって突き出してて、ただ立ってるだけで大きくてえっちなのが分かっちゃうお尻?」 本文来自

 ライザは小声でセックスアピールを続けながら、背伸びしていた踵を上下させる。持ち上げていた踵を下ろすと、ライザの臀部はペニスの根本まで降りてきて、快感が少しだけ缓む。しかし、再び背伸びを始めると、ペニスが徐々に尻肉に挟まれ、强烈な圧迫を受ける。その圧迫感が徐々にペニスの先端へとずり上げられていき———尻肉が往复する度に、ペニスからカウパーが搾り出され、瞬く间にライザのホットパンツを濡らしていく。

「あっ?あたしのホットパンツがぬるぬるになっていくの、分かるよ?あたしのホットパンツ、お尻にピッタリくっ付いてて、生でされてるみたいでしょ?ウエストサイズに合わせてるせいで、あたしのお尻だとパツパツになっちゃうの?お尻に生地引っ张られるせいで、股下もすっごい短くなって……左右のお尻の膨らみ、隠しきれずにチラ见せしちゃってるの?ここをじーっと见ちゃう男の人も多いんだよね?」

 男が感じるホットパンツの魅力は、それだけではなかった。
 街中でライザを见たときから不思议に思っていたが、尻肉の谷间の部分だけホットパンツの生地が妙にテカテカしている。それに、今ペニスを擦りあげているホットパンツの感触も、谷间の部分の生地だけが、何度も摩擦されたように滑らかだ———おそらく、何度も、何度もこの服で男のペニスを擦り上げ、昇天させてきたのだろう。

「んんんっ!?んんっ……イきそっ……んんんっ!?」
「やっぱりあなたもコレ、我慢できないんだ??どんどんおちんちんの位置下がってくるね?もう立ってられないね?
 それで———どうしよっか?このままお尻で我慢できなくなっちゃう?ホットパンツでゴシゴシぎゅーってされて、イっちゃう??
 それともやっぱり、あたしの太ももに挟まれたい??街中で理性吹っ飞ばされて、じーって见ちゃったあたしの太もも?
 あなたの下半身、もうどうしようもないくらいに腰砕けになってるから?あたしがちょっと背伸びしたら、おちんちん挟んであげられるよ??あたしの生脚太もも味わいながら、あたしの脚をあなたの精子まみれにしてみたい??
 ———返事、できないよね?口塞いでないと声出ちゃうから?
 じゃあ、こうしよっか。あと5秒、本気で尻コキするから?それが终わったら、太ももコキに変えるね??」

 ライザは臀部を一层キツく缔め上げると、小刻みだった上下运动をやめ、乱暴なほど激しく上下させはじめる。男は背中を石壁に押し付けられ、これまで腰の游びで逃がしていた尻コキの圧力を全てその身に刻み込まれる。
「ごー?……よーん?………さーん?……」
 ライザは更に、腰を左右に捩る。ただ挟むだけだった左右の尻肉がペニスに押し付けられ、圧倒的な物量でペニスの横っ面を刺激する。またひとつ快楽の次元が上がったことで、男は完全にライザの魅力に饮まれる。
「にー?……いち?……」

 上下左右に动き回る尻コキで何をされているか分からない、ただただ気持ちいい。唯一分かるのは、この快楽はライザに与えられているもの……
「ぜーろ?」
 
びゅっ!びゅくっ!!どぷどぷどぷっ………!

 快楽に饮まれて前后不覚になった男は、ライザに甘くカウントダウンを嗫かれて反射的に射精してしまう。势いよく飞び出した精液は、重力に逆らってライザの上着や背中を汚していく。
 ライザは少し惊いた后おだやかに笑い、射精を続けるペニスに臀部を强く押し付ける。男は全身を石壁に押し付けられ、ライザの尻肉がペニスをプレスする。只々ライザの臀部の肉感を伝えるだけ。それだけで男の絶顶は引き伸ばされ、ライザのホットパンツとペニスの隙间が白浊液で満たされていく———— 本文来自

 ようやく射精が収まり、未だ硬いペニスが尻肉から解放される。男は息を整え、ようやく口を塞いでいた自分の手を离そうとした瞬间———

 にゅるん、と精液まみれのホットパンツがペニスの上に向かって持ち上がる。それはライザが背伸びしていることを意味していて———男がライザの动きを理解する前に、ペニスは目の前にきた太ももの间に捕缚される。
「ラ、ライザちゃん!?イったばっかりでああっあっあぁぁっ?」
 男の反応は、ライザの太ももが前后した瞬间に喘ぎ声に変わり、再び口を塞がざるを得なくなる。

「えー、だってあなたのおちんちんまだこんなにガチガチだし?あたし、お尻か太ももか片方だけなんて言ってないよー。あたし、あなたがいっぱい见てた太ももで気持ち良くしてあげたいな?何より———」

「——あたしの太ももコキ、すっごい気持ちいいよ??服越しじゃない、あたしのむちむちの生太ももで直接おちんちんを挟んじゃうの?みんな、腰が胜手にヘコヘコ动いちゃう太ももコキ?あたしの太ももでしか射精できなくなる人もいるんだよ??」

 この1ヶ月の経験から、ライザは自分の太ももに絶対の自信を持つようになっていた。
 初めてアトリエで射精させた男ばかりでなく、出会った男のほとんどが、太ももの诱惑に耐えきれず、太ももコキで射精してしまう。最初の顷はその悩ましい肉感でゴリ押しのように刺激するだけだったが、次々と男を悦ばせる术を身につけ、今や自在に快楽を操り、射精のタイミングも量も思うがままとなっていた。
 
 ライザはペニスを优しく挟み込んだまま、ゆるゆると腰を前后させ、ペニスを扱きあげる。むっちりと膨らんだ腿肉は、脚で挟まなくても十分なホールド力を持っていて、ペニスの左右をライザの肌が这い回る。各地に冒険に出かけているにも関わらず、ライザの太ももには一切の伤やシミはなく、柔らかくきめ细かい肌がペニスに均一で絶妙な强さの摩擦を加える。 本文来自

「ふふふ、イったばっかりのおちんちんはこれだけでも刺激强すぎるかな??これ、あたし太ももを缔めたりしごいたりしてない、ただ立ってるだけ、腰をちょっとだけ前后してるだけなんだよ?想像してみて??街中でお买い物中のあたしの太ももにおちんちん突き立てて、腰をヘコヘコするの?それだけで、こんなに気持ちいいんだよ??
 ……おちんちん、さっきお尻で挟んでる时くらいの硬さに戻ったね?ほら、やってみよう?あたしの太ももに向かって、腰をヘコヘコ?あんまり激しくすると声溢れちゃうでしょ??ゆっくりだよー。」

 诱惑に耐えられず、男の腰がカクカクと动き始める。1秒に1往复する程度の揺れのような腰振り、与えられる快楽も先ほどライザが腰を降っていたものと変わりない。——それでも、ライザの太ももで快楽を贪っている、という実感が男の情欲を际限なく高めていく。
 
 快楽に耐えながら腰を降っているうち、ライザは太ももの缔めかたを次第に変化させていく。
 太ももにペニスが入っていく时は、侵入を拒むように太ももが缔まり、腿肉をペニスがかき分け、柔肉の中に饮みこまれる感触を存分に味わされる。ペニスを押し込んで太ももの中に挟まれると、ふわふわと蕩けるほどに优しく挟みこまれ、プルプルとした肉感に刺激を高められる。
 太ももからペニスを抜く时は、その逆。ペニスを离さないように全体がキツく缔め上げられ、ペニスが太ももから抜ける瞬间だけ、优しく名残惜しそうに柔らかく包み込まれる。
 ———むちむちの肉厚太ももだからこそできる、优しく柔らかい挟み方と、肉感で圧迫する强烈な太もも缔め上げの二面性。ペニスの动きを完全に把握し、太ももの缔め方や向き、角度まで调整するテクニック。ライザにしかできない极上の太ももコキは、まるで——

「——おまんこみたい、でしょ?あたしの太ももコキ?
 顽张ったんだよ?街中であたしとえっちしてるって思ってもらえるくらいに、太ももだけで気持ち良くなって欲しいから?あたしとラブラブえっちごっこ?このままあたしのテクに溺れて、ゆったり刺激されちゃう??
 それとも———えいっ?」

 ライザが突然男にもたれかかり、再び壁侧で密着する体制になる。ライザの太ももがペニスを根本まで饮み込み、——その状态で、ライザが右足を持ち上げ、両脚をクロスさせる。
 男の塞いだ口から、一际甲高い喘ぎ声が漏れる。塞いだ部分から唾液が溢れて、ライザの肩へ、胸元へポタポタと垂れる。
 これまで、ライザの豊満な腿肉の厚みと足の付け根だけで调整していた太ももの缔め付けが、クロスした脚によって物理的に狭まることで、一层强烈な缔め付けへと変貌する。
 加えて、脚をクロスしたことで、太ももの裏侧——筋肉と脂肪の比率が见事な感触を生み出す、最も肉付きの良い部分——が内向きになってペニスを挟んでいる部分に加わり、ペニスの根本をとろけるような肉感が袭う。

「……すっごい反応?こうやって、壁ドンされたまま太ももコキされちゃうの、好き??
 これ、テクニックなんてどうでもいいから、あたしの太ももにめちゃくちゃにされたい、って思ってる男の人が悦んでくれるの?
 今度はあたしが腰振ってあげるね??太ももレイプ?してあげる?」

 ライザの腰振りは、お互い服を着ていなければ、パン!パン!と尻肉が打ち付けられる大きな音が出ていたであろうほど、激しいものだった。强まった太ももの缔め付けと、太ももの裏肉によって质的?量的に高められた太ももの刺激が、强烈な腰振りによって快楽へと変换され、男の身体中を焦がす。密着して変形し、さらに深みを増した太ももから、亀头は顔を出すことも外に抜くことも叶わず、太ももの中でされるがまま、滝のようにカウパーを吐き出し続ける。
 既に腰砕けになり、片手で口を塞いでいる男は、片手を壁に突き立て、必死に体势を保つ。すでに尻コキで射精したことを忘れるほどに、男の脳もペニスも太ももの快楽に饮まれながら、男は败北感?被支配感を味わっていた。テクニックはあくまで射精のバリエーションを増やすだけ、ライザがその気になればこのように、简単に太ももで蹂躙されるのだ。


 目をチカチカさせながら太ももコキに犯される男を、ライザは更なる快楽へと叩き落とす。
「ちょっと下向いてみよっか。分かる?あたしのおっぱいがめちゃくちゃに揺れてるの?ブラウスの胸元で、おっぱいの谷间が蛇みたいにぷるん、ぷるんって动いてるの?ねぇ、この大きいおっぱい、あなたの両手で触ってみない?太ももコキされながらおっぱい揉み揉み?すっごく柔らかくて、あたしが触る时も触るのやめられないくらい、最高だよ??
 ———口塞げなくなるから声出ちゃう?それなら、ここで塞ぐのはどうかな??
 あたしのうなじ?あなたが腰ガクガクになって、あたしと同じくらいの顔の高さになっちゃったから今ならここ、使えるよ??自分の手より、あたしの首筋の方がきっと美味しいよ??」

 引き缔まった白いうなじ、プルプルと揺れる大きすぎる胸。尻と太ももだけで狂わされ、いっぱいいっぱいだった男は、ライザの身体が持つ快楽のほんの一部しか味わっていないことを実感する。そんな状态でライザの诱惑に抗えるはずもなく——口から手を离してうなじにしゃぶりつく。
 呼吸が荒くなっていた男は、ライザのうなじに吸い付いた途端に、鼻腔をライザの匂いに支配される。夏场の汗ゆえか、ライザの女性的すぎる身体が発するフェロモンか、神経をくすぐるような爽やかな香りと、オスを惹き寄せる甘ったるい香りのブレンドが男の嗅覚を支配する。
 フェロモンに狂わされたまま、手についた唾液を拭うこともなく、ライザの巨乳を下から鹫掴みにする。鹫掴みとはいっても、长身の男の手を以ってして、手に収まるのは精々胸の膨らみの半分程度で、男の视界に映る上乳は、相変わらずライザの腰振りとともに暴れ回っている。
 ライザの巨乳は固体とは思えないほどゆるゆるで柔らかく、鹫掴みにした下乳もライザの腰振りと一绪に手の中でふるふると揺れて、触っている男の方が兴奋を高められてしまう。

「んっ?やっぱりあなたの手、大きいね?おっぱい下から持ち上げられちゃってるっ……?
 すっごい柔らかくて、溢れちゃいそうでしょ??おっぱいと太もも、あたしの身体全部一绪に味わって?」

 ライザの太ももコキが更に激しくなる。ペニスが腿肉の中で捻るように出し入れされ、今日何回目かわからない、これまでの人生で味わったことのない极上の快楽によがり狂う。
 强烈なフェロモンを発するうなじ——柔らかく、手に収まらないほど大きい巨乳——ホットパンツ越しに精液を搾り出し、今なお下腹部に打ち付けられる臀部——そして、むちむちで変幻自在、凄まじいテクニックでペニスを狂わせる太もも。———どれか一つでも持っているだけで、极上の女体となりうる魅力を全て兼ね备える、ライザの肢体。
 キャパオーバーどころではない、限界の5倍、10倍の快楽を与えられ続けた男は、限界が近いことをライザに伝える。

「……ぷはぁっ…ライザちゃん…も、むり……イかせて…!あっあっあぁっんんんっ!?」
「そっか、もう出しちゃうんだ??じゃあ最后に、あたしの太ももがもっーと好きになっちゃうコト、してあげる?」

 ライザはにこやかに微笑むと、少しだけ前屈みになり——左脚に着けたレッグポーチのベルトに手をかける。
「あたしの太もも、むちむちで気持ちいいでしょ??このポーチのベルトでちょっとお肉を盛ってるんだよね。そこで质问!——このポーチをもっとキツくしたら、どうなっちゃうかなあ??」

 胜ち夸ったような、耳をくすぐる甘い声による质问とともに、レッグポーチの留め具が一度外される。同时に、左太ももからペニスに伝わる圧力が急に弱まり、男は戦慄した。 内容来自
 留め具のあるなしで、こんなに太ももの感触が违うなら……留め具をこれ以上キツくされたら——————!

「はい、ベルトぎゅぅっ?太もも、むぎゅぅぅぅ?」

 ポーチのベルトが再び缔められ、今までの留め具の位置を越えたあたりで、男の身体が痉挛する。元からむちむちだった腿肉が、更に寄せあげられ、腿肉の密度と弾力が一変する。ベルトの部分と脚の付け根の间、今ペニスを包みこんでいる最も肉厚な部分が、一気に盛り上がり、强烈な弾力で硬いペニスを押し戻す。
 これまでとはまるで违う感触だった。これまでは、クロスしてペニスを缔め上げる右脚の太ももの方が、より强い快楽を生み出していたが、左太ももの圧力が同等以上となったことで———この世のものとは思えない、至高の太ももサンドイッチとなってペニスを蹂躙する。 本文来自

 ライザは素早く姿势を戻すと、ラストスパートと言わんばかりの激しい腰振りを再开する。ペニスは太ももの中に饮み込まれ、カリ首を中心に激しくしごかれる。ライザの臀部が、ホットパンツにこびりついた精液を撒き散らしながら打ち付けられ、男を壁に磔にする。ライザの巨乳は、揉みしだく男の両腕をその感触による快楽で蕩けさせ、ペニスの快楽を上半身に逃すことを许さない。鼻と口はうなじに埋められて何も感じられない。そして、耳はライザの甘い言叶责めを受け続ける———

「もうイっちゃう??昼间からお仕事サボって、路地裏で全身えっちなあたしに気持ち良くさせられちゃう??
 さっきあたしの太もも见ながら、想像してたより、ずっとずーっと気持ちいいでしょ??ホットパンツでお尻に简単に出しちゃって?おまんこみたいな太ももコキテクでよがって?きっつきつの太ももにおちんちん缔め上げられて、めちゃくちゃにされて?
 あたしのムチムチなおっぱいとお尻と太もも、ぜーんぶ味わいながら、昇天しちゃえ?
 ———イっちゃえ?」

 ビュゥゥゥゥゥ!!ビュッ…ビュッ…ビュッ…!

 ライザのうなじで男が唸るような喘ぎ声を上げながら、太ももの间から精液が撒き散らされる。太ももで狂わされ続けたペニスが放つ精液の势いは凄まじく、路地裏の逆侧の壁に精液が飞び散るほどであった。
 ライザは射精中に太ももを揉み込むように前后させ、优しく搾り出しながら、更なる太ももコキのバリエーションを男に示していた。これほどの快楽を与えても、未だライザの太ももコキの一部しか味わっていない——文字通り射精中は昇天していた男がそれを知るのは、次にライザに声をかけられた时であった。




 アトリエに帰り、王都の地図を见ながらライザは今日の出来事を振り返る。
「うーん、やっぱり男の人を気持ち良くするの好きだなあ?あたし、太ももでするの才能あるよね!
 でも、そうだなあ…。これまでは皆、おっぱいが好きとか太ももが好きって、既にフェチな男の人ばっかりで……あたしの手で、フェチ変えちゃうのも楽しそうだよね…!それなら———」

 ——若い子の方がいいよね?
 ライザの目は、地図の”学园区”の文字を捉えていた。

「んっ...あぁぁっ......足で.......でっ......るっ!」

ドクッドクッ???ドプ???

「ちゅぷっ???せんせー???これ本当に好きなんですねぇ」

水曜日の早朝、离岛の外れの、今は使われていない公园で。
ベンチに座った志摩さんの小さな足が、粘度の低い精液で汚れていく。

朝早くに出て、昨日结んでしまった契约通りに志摩さんを迎えに行くと、この公园の场所を指示されて。
公园に着いてすぐに、月曜日の放课后と同じ、床に跪いた体势で背面からの耳舐めと、足コキ。「今度は寸止めしなんて、しませんからね???」と嗫かれながらペニスを刺激され、絶顶までに5分も保たなかった。


「はあっ???はあっ」

「せんせー、昨日の夜、手であんなに出したのに???。足、やっぱり好きなんですね???」

使い物にならなくなった靴下を履き替えながら、志摩さんがこちらを煽ってくる。

「ふふっ???私は足でするの、好きですよ???。せんせーが幸せそうな顔でイッてくれるから???。
 さて、学校に行きましょう????」

「あ、、うん。そうだね。。」

気付けば、朝7时を回っていた。
志摩さんを车から下ろすところなど、他人に见られては事だ。
俺たちはすぐに学校へ行き、俺は职员室で授业準备、志摩さんは朝読书という体で始业时间まで过ごした。

志摩さんから必死に目を逸らした月曜日、欲情を必死に抑えていた火曜日と打って変わり、
今日は本当の意味でいつも通り、学校で职务にあたることができた。
志摩さんも、2人でいるときの诱うような目线や、性を煽るような仕草を见せず、优等生然としていた。

放课后。
志摩さんは何事もなかったかのように俺に挨拶し、本を片手に下校していった。
明日の授业の準备を终え、帰宅する。

诊疗所の勤务を终えた先辈を迎えて一绪に夕食をとる。テーブルいっぱいの料理を前に、子供のようにはしゃぐ先辈を见ていると、大学时代必死に料理スキルを磨いた甲斐があったな、と思う。
食事を终え、互いの部屋で入浴する。
きっと、年明けには。俺もいい加减、志摩さんに惯れるだろうし、彼女も呆れて兴味を无くしているだろう。

...希望的な考えとは裏腹に。
志摩さん名前を出した瞬间、明日の朝の情景が浮かんでくる。...股间がうずく。
「さ、先辈。まだ週の半ばです。寝ますよ。」

「はいはい。...じゃあ、また明日、な。おやすみ。」

先辈が部屋に戻る。寝巻きのズボンが伸びそうなほど勃っている。ギリギリだった。
今は、ダメだ。一度志摩さんの身体が头を过ぎると、明日の朝への期待で何もできない。
...彼女の身体に惯れるまで、この嘘だらけの荒疗治を続けるしかない。
一気に疲れた感じがして、布団に入るとすぐに寝てしまった。


木曜の朝。昨日と同じく、目覚ましもなくすぐに目が覚める。
时间通りに、车で志摩さんの家の裏通りへ着くと、ゆったりと歩きながら、志摩さんが物阴から出てきた。

志摩さんは、制服ではなく、オーバーサイズのTシャツ1枚に、サンダルというラフな格好だった。ホットパンツを履いているのか、Tシャツの丈に隠れて见えず、普段露出の少ない志摩さんには珍しく、生脚が强调されている。

「せんせー、おはようございます。
 ???ガン见は嬉しいですけど???车乗せてくれませんか?????」

「あっ!ごめん、すぐに!!」

フリーズしてしまった耻ずかしさから、慌てて后部座席のドアを开ける。
「志摩さん、せ、制服は...?」

「ふふっ???。説明は后です、今日はここに行ってください。一応町中だから、早く离れたほうがいいですよ????」

志摩さんは、また地図を渡してくる。
急ぎすぎて逆に目立たないように、车を走らせて地図のマークを辿ると、町から少し离れた浜辺に着いた。

「せんせー、こっちです。」
车から降りると、志摩さんは俺の手を引き早足で移动する。
连れられた先は、入江の小さな洞窟だった。ひんやりした日阴と、波音が心地良い空间だ。

「志摩さん、ここって...今日の课外授业の浜辺だよね...?」

「そうです。この洞窟、人の目届かないのに浜辺から近いから、结构危ないんです???。
 みんながここに迷子になったら大変、ですから???。」

确かに、探検盛りの小学生军団にはお誂え向きの洞窟だ。


「???それに???钝感なせんせーにも、浜辺は危険だってこと、予习させてあげないと」

洞窟を见回っている俺の后ろで、志摩さんの声色が甘く変わる。
朝の性処理、いつもと违う志摩さんの服装、浜辺。
志摩さんの意図を察して、体がすぐに反応を始めてしまう。


「うふふっ???。私、せんせーのこといっぱい気持ち良くしてあげましたけど、服はまだ脱いでない、ですよね
 私の水着を初めて见るのが、今日の课外授业だったら、???きっと朝の射精だけじゃ我慢できなくなっちゃうと思って
 これも予习させてあげます」

「いや、流石にみんなの前だったら...」

「???会った瞬间に、私の太ももガン见してたせんせー。説得力なしです」

全て把握されている。
モデル体型とは违うが、絶妙な丸みを帯びており、思わず「触りたい、擦られたい」と思ってしまった太もも。
言叶に诱导されるまま、目线が自然と太ももに行ってしまう。

「ふふっ???。このままだと、2日连続で脚でしちゃいそうですね
 でも、だめですよ。今日のメインは、水着、ですから」

志摩さんがゆったりと歩いてきて、洞窟の壁に追い诘められる。

志摩さんは、片目を细め、上目遣いでこちらを见つめ、话しかけてくる。
ぷるっとした唇が见えて、ドキドキする。
「私、せんせーの好みが知りたいなあ
 うち学校小さいし、水着も自由なんです???。
 せんせーは、私にどんな水着を着て欲しいですかぁ????」

「谷间全部见えちゃうような露出多めのビキニで???すり寄って欲しいですか????
 脚も络みついて???私の肌、すごくモチってして触り心地は自信ありますよ。露出高いと肌が触れてる部分、ぜんぶ気持ち良くなれますよ?????
 ほぼ裸みたいな水着の教え子に???思いっきり诱惑されて、理性折られて、すごい势いで射精したいですか?????」

好みの水着なんて、考えたこともなかったのに、志摩さんの言叶で情欲を煽られて。
早く答えて、志摩さんの水着でしてもらわないと...おかしくなる...。俺は、


<<<选択肢>>>
1, 初めての诱惑から、巨乳の虏だ。谷间が丸见えになるビキニが好き。2ページへ
2, 年齢离れした発育と、言叶责めを味わいたい。背徳感を煽るスク水が好き。3ページへ

1, ビキニが好き

「ふふっ???。せんせー、安心してください。」

志摩さんは、満足気な笑顔で、长い后ろ髪をポニーテールに束ね、Tシャツを脱ぎ出す。
やはり、ズボンの类などはじめから履いておらず、Tシャツの下は、白いビキニだった。
パンツの部分はフリル多めで、下腹部から下をしっかり覆った可爱らしいデザイン。バストの部分はほとんどフリルが着いておらず、豊満な胸で胜负するデザイン。ほとんど寄せ上げていないのに、深い谷间が见える。

「いつもおっぱいに视线行っちゃうせんせーがビキニ好きなの???お见通しです
 ふふっ???せんせーのズボン、破けそうです。これ以上诱惑したら、お漏らししちゃいますね
 ほら、砂で汚れちゃうから、せんせーもスーツ脱いでください」

キスされながら、ズボンを脱がされる。恍惚としながら、身体が胜手にYシャツのボタンを外していく。

「せんせーの裸、やっと见れました???ぁ?」
全部脱がされると、志摩さんが抱きついてきた。
身长差で、胸板のあたりに志摩さんの顔が埋まる。胸がお腹のあたりで押しつぶされる。両手が背中をいやらしく抚でてくる。ペニスは、志摩さんのウエストのあたりを押し付けられ、震えている。

「私の肌の感触、やっと全身で味わえますねもちもちで、気持ちいいですか?
 ゆーっくり、摩ってあげます???」 copyright

「あぁっ、ビキニも擦れてっ...うあっ!むねぇ...舐めないでっ....!」

「本当はキスマークいっぱいあげたかったですけど???せんせーの乳首ぺろぺろで、我慢します???」

「あっそこ...やばっ...!うぅっ...!」

志摩さんの舌の感触がトリガーとなり、志摩さんのお腹に出してしまった。
しかし、普段からは考えられないくらい素早く、体を离されて、甘イキ程度の絶顶で止まってしまう。

「ふふっ???せんせー、目が润んでます???。足りないですよね でも、ダメですよぉ。おっぱいが忘れられないから、私のビキニ见たかったんでしょ????体操着越しじゃない生パイズリしてあげますから???これでたっぷり、出してください」

比较的岩の凹凸の少ない场所に、脱いだ服を下敷きにして、志摩さんが俺の前に膝立ちになる。

「ふふっ???生徒のビキニの谷间で、挟んであげますから」

ビキニの下を少し持ち上げ、见せつけるようにゆっくりとペニスを沈めていく。
体操着越しに感じたもっちりした感触が、一番敏感な部分に鲜明に刻み込まれる。
根元まで胸に挿入し终わった顷には、出しはじめをお预けされたペニスが限界だった。

「ふふっ???挟んだだけで限界ですね」

「だめ...イくぅ....っ!」

ビュッ、、、ビュッ、、、

本当に胸に挟まれただけで、射精してしまう。ペニスの脉动に合わせ、胜手に腰が动く。
志摩さんは、目を细めて笑いながら、搾り取るような动きはしてこない。时々二の腕で胸を寄せ、位置调整をするだけ。
明らかに手を抜かれている败北感と、强烈な快感が混ざったまま、射精が终わる。

「ノーハンドパイズリでびゅーびゅーするの、どうでしたか
 気持ちよかったけど、もっと虐められたくなっちゃいましたか?????
 もちろん、いいですよ???。せんせー、このまま2回目しましょう????」

谷间から、长い前髪の先まで精液で汚れているのを意に介さず、志摩さんが诱惑を続ける。
出してる时から、ペニスは硬いままだ。
もっと味わいたい、以外の思考ができない。「あぁ...」と俺の声で返事した気がする。
志摩さんがその声を闻き、嬉しそうな微笑みをしている。

「せんせーが出したぬるぬるがあるから、乱暴にしちゃいますね?????
 悦んでる顔も、声も、いっぱいくださいね」

志摩さんが両手で一気に胸を挟みこみ、ねり溃すようにペニスを刺激し始める。
手だったら、亀头が痛くて叫んでいたほどの刺激は、胸の弾力と俺の精液ローションで、
歓喜の叫びに変わっていた。

「!!....ああぁぁぁっ!あああぁぁぁぁっ!」

「せんせーの声、洞窟にこだましてますよ???。谁もいませんから、いっぱい声きかせて」

志摩さんの上気した声が闻こえるが、自分の声が止まらず、会话にならない。
左右の胸の擦る顺番を変えたり、わざとビキニが擦れるようにしたり、

「せんせー????左右交互でも、速いのは好きですか?????」

「???うううううっ!!っっぁぁぁ!」

左右交互に高速で刺激してきたり。体育仓库で単纯な动きだったのは、初射精で壊れてしまわないようなお游びだったのだろう。志摩さんの手札の多さに、対応できない。快楽に喘ぎ続ける。

「せんせー、高速パイズリ好きそうですね他にも勉强したテクニックあるんですけど???、今日はこのまま、全部出したいですかぁ?????」

「うん...!もうっ....むりっ...!」

「ふふっ???せんせー、射精近いと素直におねだりできますね???。
 いいですよ???、授业中に私のビキニ见ても我慢できるように???明日まで勃起不全になるような射精しましょう?????
 ほら???」

高速で擦られるまま、さっきのように强く挟み込まれる。摩擦がさらに强まる。

ビュルルルル???ビュルッ???!

出している最中も、容赦なくパイズリが続けられる。
声にならない叫び、视界が明灭する。
志摩さんに射精するときは、毎回何かを壊されている気がする。

「やぁ??んっ?せんせー」
1回目と同じくらいの精液が、志摩さんの顔に飞ぶ。
顔を红潮させながら、舌で受け止めている。
また、ペニスから精液が飞んでいく。

谷间からペニスが引き抜かれると同时に、息を切らしながら膝から崩れ落ちる。

「ふふっ???まだ30分くらいは时间ありますから、大丈夫ですよ???。」

そんな言叶を闻きながら、俺は意识を手放した。
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2. スク水が好き

「ふふふふっ。せんせー、いくら私に兴奋してるって言っても???正直すぎですよぉ」

志摩さんは、満足気な笑顔で、长い后ろ髪をポニーテールに束ね、Tシャツを脱ぎ出す。
やはり、ズボンの类などはじめから履いておらず、Tシャツの下は、蓝色のスクール水着だった。
Tシャツを脱ぐにつれ、サイズが合っていないという意味を理解する。
ふくよかなヒップに生地が持っていかれ、ホットパンツ程度にある筈の丈が、股下くらいまで上がっている。左胸にあるワッペンは大きく引き延ばされ、マジックで书かれた名前がドットみたいになっている。肩から胸にかけての水着は、胸の膨らみに追いつけず、ブラ纽のようにピンと张っている。

「せんせー、まじまじと観察しすぎですスク水、ハマっちゃいそうですね???。自分から手を出したら、问题ですよ????」

「そそ、そんなことしないって...!」

高校时代の友人があいつらだったこともあり、制服の类にそういう目を向けたことはない。
今の目线はどちらかというと、志摩さんの体を???

「ふふっ、どちらにせよ???せんせーは今から、スク水の生徒に、めちゃくちゃに搾りとられちゃうんですさて、どこでしてあげましょう」

今までにない挑発的な雰囲気で、志摩さんがこちらの、ガチガチにテントを贴った部分を値踏みしてくる。

「まずは???せんせー、お洋服をご自分で、脱いでください?」

「えっ」

今更な抵抗だが、自分から脱ぐのは、どうにも気が引ける。

「ふふっ???せんせー、私のおねだり闻いてくれないんですね???。 copyright
 せんせーが言うこと闻けるように、指导です
 さっき、スク水のおっぱい一番见てましたよね???して欲しいですよね???
 体育仓库の时みたいに、布ごしにされたいですか????脇の下から、水着の间に突っ込みたいですか?????」

目线が、胸に钉付けになる。
焦点がずれてきて、やっと志摩さんが顔に胸を近づけていることに気付く。

「でも、ダメです???。今日のおっぱいは、せんせーを蕩けさせるためだけ」

顔が、水着越しの胸に强く押し付けられる。视界が夺われる。ナイロンの感触ともっちりとした胸の感触を同时に擦り込まれる。时々、耳の辺りにコリっとした突起物の感触があたる。
声が我慢できなくなり、呼吸すると、プールと洗剤の匂いに混じって、人间の匂い、谷间で蒸れた匂いが体に入ってくる。
嗜虐的な扱いを受けているのに、兴奋が止まらない。

「せんせー、离れようともしないんですね五感全部、私に支配されちゃってますよ」

志摩さんの手に导かれるまま、左胸、右胸それぞれに埋められる。片方だけでも、鼻と口は全て覆われてしまい、何も考えられない。
何回か缲り返された后、ようやく胸から解放される。

「はぁーーーっはぁーーーーーっ」

「せんせー呼吸荒いです。もう1,2年経ったら、窒息しちゃうくらいのサイズになりますから???楽しみですね
 でも、指导はまだ続けますよ???ほら、ちゃんと立ってください???。」

言われたままに立ち上がると、志摩さんが目の前に寄ってきた。
 あと2回、、、いーっかい、、、」

志摩さんが、一际いやらしく太ももで擦り上げながら、小悪魔のように笑った。
「ぜーろ」

ビュルッ???!

「あぁっ.......................................」
俺が射精してるのをわかった上で、最后のひと擦りは终わった。とばかりに何もしてこない。
太ももの快感で十分な量は出ているのに、搾り取るような动きがないためにムズムズした感触が残ってしまう。パンツの中がぐちゃぐちゃで、すぐにでも脱いでしまいたい。

「し、志摩さん???!」

「ふふっ???。スク水の生徒に、意のままに射精させられる指导、効きましたか?????
 ムズムズが止まらないって顔に书いてあります
 じゃあ、もう一回言いますね。せんせー、お洋服をご自分で、脱いでください」

チャックやボタンが、これほど烦わしいと思ったことはなかった。破り捨てるように脱ぎ、洞窟に放り投げる。

「せんせー、今日の学校何着ていくんですか????そんなこと、考えられませんよね
 でも、私はこのままですよ???。言ったじゃないですか???。」

志摩さんは、诱惑の止めとなった言叶を、さらに甘く嗫いた。
「せんせーが全部出し终わるまで、絶対脱いであげません???。生徒に绞られてるってことを、视覚から分らせてあげながら、とろとろに出させてあげますって???。」



「あぁぁぁぁぁぁ....っ?」

「ふふっ???スク水のお尻で擦られて、蕩けちゃってますね」

洞窟の壁际に中腰で立ち、壁の岩を掴んで快楽に闷える体を支える。
志摩さんは水着のまま后ろ向きに立ち、むっちりした臀部でペニスを擦り上げている。 内容来自

「体操着のズボンをパツパツにしちゃうお尻???せんせーの目线、いつも感じてましたよおっぱいと同じくらいえっちでしょう?????」

言う通りだった。おそらく、志摩さんがただ巨乳なだけなら、所谓ロリ巨乳として気にしなかっただろう。年齢不相応の色気は、间违いなく肉付きの良い臀部と脚も寄与している。

「せんせー???どこで擦られるのが好きですか?????」

「水着で覆ってないお尻の端っこで、お肌の感触味わいたい?????」
「お尻の一番おっきいところで、埋れたい?????」
「それとも、左右の间で挟まれて、ズリズリされるのが好きですか?????」

志摩さんは胸での窒息责めと同じように、俺のペニスを左右の尻と、その谷间で代わる代わる弄ぶ。

ぬちゃ、ぬちゃ。
ズボンの中でペニスに络みついた、大量の我慢汁と、少なからず出た精液が混ざり、滑りを良くして快楽を倍加させる。
その上、志摩さんの水着がテカテカと光り、本能的に兴奋してしまう。

「あ、间がいい...っ......!」

「ふふっ???すっかり素直になりましたね???。じゃあ、ご褒美です」

お尻を押しつけたまま、前屈みになり、こちらに腰を打ち付けてくる。
パン!パン!と音を立てて、ペニスが刺激される。

「んぁぁっ!!ああっ!?」

「ふふっ???こっちは?????」
打ち付けをやめ、腰を大小の円を描くように动かして、擦り付けてくる。
「私の腰使い???どうですかぁ?」

“その时”が来ても、确実に志摩さんに喘がされ、主导権を握られるのが分かるような腰使い。
全て分かった上で、こちらを煽ってくる余裕に、兴奋が限界を超える。

「あぁぁっ....もう本当にダメ...出るっ.....!」

志摩さんは前屈みの姿势をやめ、さらに密着してくる。密着したお尻に、ペニスの逃げ场がなくなる。

「やっぱり、イッちゃいますか?????じゃあ、またおねだりです???。
 せんせーの手、岩壁じゃなくて、私のおっぱい触ってほしいなぁ
 いつまで、自分からは触らない、なんて言い訳してるんですか????
 ほら。」

一度自分から触ったら、また心のどこかを壊してしまう気がして、抑えていた欲望をつつかれる。
言叶のまま、志摩さんの両胸に手を添える。大きくて、手からこぼれる。

「んっ嬉しい、です???。もっとおっぱい大っきくなるように、好きなだけ触って???。んっ、、そうです?
 じゃあ、いーっぱい出しましょう授业中に私のスク水见ても我慢できるように???明日まで勃起不全になるような射精、させてあげます
 ほら、せんせー???スク水おっぱい揉みながら、スク水お尻に绞り取られるところ???见せてください」

「あぁぁっ!水着にっ出る....!」

どくっ、、どぷっ、、、

绀色の水着が白く汚されていく。欲情を煽って、犯すようだった志摩さんの动きが、ゆったりと、こちらを蕩けさせるようなテンポに変わる。
お尻で搾り取られる快楽に、自分で胸を触って贪る快楽。永久机関のように高められていき、视界が歪んでいく。

「せんせー???とろとろになって、意识飞んじゃいそうですね
 あと少し时间ありますから、いいですよ」

最后に块のような精液を吐き出したあと、俺の意识は薄れていった。
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3. 事后

「せんせー???起きてくださーい???」

「あっ、、、ってええっ!?志摩さん、ひ、ひざにっ!?」

「あっ???。急に头动かしたら、危ないです。」

意识を取り戻すと、志摩さんは制服に着替えており、膝枕されていた。
视界には、志摩さんの顔が映るが、胸が目元しか见えない。
反応しそうになるが、流石に下半身に力が入らない。

「ふふっ???これで反応しないなら、今日の授业は大丈夫ですね???。」

「でも志摩さん、水着が、、」

「もちろん、予备ありますよ。まあ、あそこまでドロドロにされるとは思いませんでしたけど」

抗えずに出してしまうことも、タイミングも想定通り、と言う顔だった。
自分にため息をつきながら、ジャージを着て车に戻る。课外学习日だし、スーツはいらないだろう。

立ってるのが疲れる。今日はできるだけ浜辺で座っていよう。
元気に身支度を整える志摩さんを见ながら、歳の差を実感していた。


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